2023年第1四半期に、ハワイ州が外部の調査会社に委託して行ったハワイ旅行の満足度調査の結果、「今後5年以内に再びハワイを訪問したい」という比率は60%以上と全体的に高い満足度となった。
この調査はカナダ、オセアニア、韓国、中国、日本からの訪問者4,742人を対象に行われた。
調査対象となったすべての市場からの訪問者の 60% 以上が、今後5年以内にハワイに戻る可能性が非常に高いと回答した。
2023年第一四半期に空路でハワイを訪問した197万人以上の渡航者の76.2%がリピーターだった。
しかし、以前と比べると「今後5年以内に再びハワイを訪問したい」と回答する人の比率に下落が見られる。
最大のマーケットであるアメリカ西海岸からの渡航者のうち、65.2%が5年以内に再訪したいと回答したが、2020年の同時期に実施された同じ質問では66.6%が再訪を希望しており、1.4%の下落が見られた。
またパンデミック以降、最大の国際マーケットのカナダからの渡航者が5年以内に再訪したい比率は66.4%で、2022年の同時期から8.3%と大きな下落となった。
日本、オセアニア、中国、韓国については同じような過去との比較がないが、引き続き直行便が以前並に回復しておらず、回復が遅れている。
エリアによってハワイへの再訪を希望しない理由は異なるが、物価が高すぎる、価値が低い、新しい場所に行きたい、混雑しすぎている、フライト時間が長いなどが上位の理由に並んだ。