ハワイ州への2023年のホリデー・年末年始シーズンの渡航者数は多くの観光業界関係者の予想を上回り、オアフ島、ハワイ島、カウアイ島ではいずれも12月最終週の国内線の観光客が前年同時期と比べて増加した。州全体では前年比約1.5%の減少にとどまり、マウイ島の8月の火災の影響から早期に脱しつつあることを印象付けた。
懸念されていたマウイ島は全島の中で唯一、昨年同月比で渡航者の減少を見せたが、それでも影響はマウイ島ホテル宿泊協会が予想していたよりも良い結果である14%減にとどまった。
国内からのニーズは引き続き強く、2023年のホリデー前にハワイ州政府観光局の行った国内向けキャンペーンも功を奏した。同局は国外からの渡航者を呼び戻すことにも注力しつつ、持続可能な観光、ローカルとの共存のできる観光の形を推進するとしている。
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