ハワイでのコロナ陽性率が上昇傾向に　

ハワイ州の新型コロナウイルス患者が増加傾向にある状況を受け、「パニックになる必要はないが予防策を講じることを検討し始めるべき」とハワイ州の保健当局がコメントを出した。

当局によるとハワイの新型コロナ感染者数は1日平均144人、さらに入院者数も増加し陽性率は17%に上昇するなど久しぶりに高い水準を示した。

感染率の上昇は過去3週間ほど前から顕著になり、4月に出現した新たなウィルス株グループで、オミクロン株の亜種であるFliRT変異種が主に検出されているという。

ワクチン接種は依然として感染予防や、感染時の重症化を防ぐために有効であり、現在流通している最新のワクチンがFLiRT株にもある程度の効果が見込れると専門家は述べている。

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