ハワイが16年連続 日本人が行きたい旅行先の第一に

ハワイが16年連続 日本人が行きたい旅行先の第一に

更新日 2024.10.07

パンデミック後、日本人が徐々に国際旅行を視野に入れ始める中、ハワイは日本人旅行者にとって依然としてトップの夢の目的地であることが、旅行会社や日本政府の調査で明らかになった。


「ハワイは過去16年間連続で、行きたい旅行先の第1位にとどまっています」と、日本政府の観光を管轄する国際部門の渡辺隆史氏は述べている。


しかし、ハワイでは業界関係者は、日本人観光客の復帰が多くの人が期待していたよりも遅いと語っている。


その理由として渡辺氏は、COVID-19パンデミック後、日本人の国際旅行がゆっくりと回復しており、円安などの経済的課題が影響していると述べている。日本の旅行会社の関係者は、ハワイでの旅行費用の上昇に関する日本のメディアの報道も、日本人旅行者をためらわせていると指摘する。


日本の旅行代理店HIS株式会社のハワイ部門マネージャーである古川浩之氏は、「日本のメディアが報じた内容は、誇張されていたと言えるでしょう。例えば、ラーメン一杯が30ドル(約5000円)だと言われていますが、実際にはそれほど高くありません」と話している。


日本の旅行者は、パンデミック前からすでに、特に東南アジアの格安航空会社が運航する旅行先へと移行し始めていた。また、日本国内旅行へのシフトも進んでいる。

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