アウトリガー・ホスピタリティ・グループは、12か月にわたる改装プロセスを経て、旧「オハナ・ワイキキ・イースト・バイ・アウトリガー」を「アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテル」として公開したことを発表した。
この改装プロジェクトは、物件の50,940平方フィート(約4,730平方メートル)の敷地と、新たに追加された4,200平方フィート(約390平方メートル)の会議スペースに5,500万ドルを投じて行われた。アウトリガーにとっては、「アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテル」に次いで2つ目のクラフトホテルとなる。
443室の新たに改装された客室やスイートルームは「王室の隠れ家」のようにデザインされており、ホテルにはプール、フィットネスセンター、2つの会議室が完備されている。
ホテルのお披露目は、10月16日、かつてこの歴史的な土地を所有していたプリンセス・カイウラニの誕生日に行われた。また、ホテルの名称は、この地の旧名「パラダイス・ガーデン」にちなんで命名され他とのこと。
また、地元のアーティストやインフルエンサーで構成される「ザ・パラダイス・オリジナルズ」がホテルのキュレーションを行った。例えば、ロビーのアートワークには大規模な壁画アーティストのカメア・ハダーや現代美術家のマルケス・ハナレイ・マルザンの作品が含まれる。また、客室にはハワイのスタイリストでレイメーカーでもあるメレアナ・エステスによる「レイ・アロハ」ブックがあり、壁紙はハワイアン・タトゥー研究者のカレフア・クルグがデザインした。
「ザ・パラダイス・オリジナルズ」には、タナカ・オブ・トウキョウのEVP兼CFOアリソン「ボー」タナカ氏や、ハワイアン・アロマ・カフェとギャラリー・ワイキキの創設者であるジョナサン・ロトメンシュ氏も含まれている。