アメリカ入国審査が早くなる「グローバルエントリー」が日本人向けに全面再開

アメリカ入国審査が早くなる「グローバルエントリー」が日本人向けに全面再開

更新日 2024.12.02

11月26日より、日米両政府が日本国民に向けたグローバルエントリープログラム(Global Entry program)の全面的な拡大を発表した。

グローバルエントリーとは、米国籍市民、また合法的な米国永住権保持者および参加国の国民を対象に事前審査で信頼できる旅行者であること証明し、承認されれば取得できるステイタスのこと。これを保持していることで、アメリカ入国審査を簡略化し、迅速な通過手続きを可能とする。

これまで日本国籍保有者向けに設けていたグローバルエントリーの試験的プログラムでは申請者数に上限があったが、今回の拡大により日本国民にもグローバルエントリー申請が全面開放された。

ホノルル空港では、到着便が重なるときには入国審査待ちが1時間以上になることもあるが、グローバルエントリーのステイタスを持っている人はグローバルエントリー専用レーンが利用できるため、ほぼ待ち時間なくアメリカに入国できる。

またグローバルエントリーにはTSApreCheck(米国運輸保安局が管理する事前審査プログラム)も含まれているため、アメリカ出国時やアメリカ国内旅行時にもTSApreCheck専用レーンを利用でき、こちらも待ち時間が短縮される。

ハワイ州のグリーン知事は、ハワイ州は1年以上にわたって、日本政府と米国連邦政府の双方に対してこのプログラムの拡大を働きかけてきた。次回のハワイ旅行前にグローバルエントリー資格を申請することをお勧めすると述べた。

日本国籍保有者のグローバルエントリー申請方法についてはこちらのページで確認のこと。
https://www.cbp.gov/travel/trusted-traveler-programs/global-entry/international-arrangements/japan
 

申請はこちらのCBPのトラステッド・トラベラー・プログラム(TTP)のウェブサイトから行う。取得後の資格は5年で、取得費用は120ドル。年齢制限はない。ただし、18 歳未満の場合は、プログラムに参加するには親または法定後見人の同意が必要。
https://www.cbp.gov/travel/trusted-traveler-programs/global-entry

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします!
IG :@hawaiinisumu


◆【ハワイに住む】ニュースレターにもぜひご登録下さい。


お申し込みはこちらから(メールアドレスのみ)

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる