家や部屋のシェアリングサービスの最大手企業、エアビーアンドビー社(サンフランシスコ本社)は、ハワイ州が、エアビーアンドビーのホストをしている個人に対して、過去10年分の関連資料の提出を求めようとしている試みを強く批判した。
ハワイ州が州巡回裁判所(日本の地裁相当)にハワイ州は約16000人の個人に対し、個人情報を含む請求書やレシートなどの関連資料提出を求める申請を提出。これは、ゲストを泊めた際に支払うべき宿泊税の税金逃れを追及するための動きであると見られる。
エアビーアンドビー社はこのハワイ州の一連の動きに対して、「前例のない、エアビーアンドビー社、またホストに対するプライバシー権の重大な侵害だ。連邦法にも違反している」として強く批判。
エアビーアンドビー社は、ハワイ州のホストに対して、納税者番号の表示を義務づけ、州税務所より許可を取る必要があると求めている。