ハワイ州では今年1月1日から、州が発行するナンバープレートにハワイ語の発音記号「ʻオキナ」を含めた正式な綴り「Hawaiʻi」が使用されることが法的に義務付けられている。これを受け、州は7月28日から新表記に対応したナンバープレートの提供を開始した。

ʻオキナは、ハワイ語における声門閉鎖音を表す記号で、言語的・文化的に重要な意味を持つ。新たな法律により、「Hawaii」ではなく「Hawaiʻi」という表記が、すべての新規発行プレートに適用されることになった。
ホノルル市の顧客サービス局によると、プレートの製造には50種類以上の異なるタイプがあり、素材や加工方法もさまざまであるため、全てのプレートの供給体制が整うまでに時間を要したという。市の担当者は「現在はすべての形式でʻオキナ入りのプレートを提供できる状態にある」と説明している。
なお、これまでに発行された旧デザインのプレートは引き続き使用可能であり、交換の義務はない。新デザインへの交換を希望する場合は、最寄りのサテライト・シティ・ホールで手続きを行えばよく、予約は不要。交換手数料は5.50ドルとなっている。
今回の対応により、ナンバープレートの表記もハワイ語文化の尊重を反映したものとなった。市当局は「正しい表記を通じて、言語や文化への理解を深めるきっかけになれば」としている。
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