ワードビレッジに新公園「カ・ライ・オ・ククルアエオ・パーク」開園、約2,600平方メートルの緑地空間が地域住民に開放

ワードビレッジに新公園「カ・ライ・オ・ククルアエオ・パーク」開園、約2,600平方メートルの緑地空間が地域住民に開放

更新日 2025.09.17

ホノルルの再開発エリア「ワードビレッジ」において、地域に新たな公共空間となる「カ・ライ・オ・ククルアエオ・パーク(以下、カ・ライ・パーク)」が開園した。総面積は約26,000平方フィート(約2,415平方メートル)で、これまで老朽化した建物や舗装面だった土地が、緑豊かな都市型公園へと整備された。

公園内には、歩行者用の園路やベンチ、子ども向けの遊具施設に加え、Bikiバイクステーション、水の給水設備などを完備。地域住民の憩いの場として、また観光客の立ち寄りスポットとしての活用も見込まれている。

植栽には、ハワイ固有種を含む在来植物やシェードツリー(高木)が導入され、周囲のモンキーポッド並木との景観的な統一が図られている。

Ward Village

開発を手がけたのは、ハワード・ヒューズ社をはじめ、ハワイアン・ドレッジング・コンストラクション、アーキテクツ・ハワイ、PBRハワイ&アソシエイツ、ウィルソン・オカモト・コーポレーションなど。建設は2025年2月に開始され、同年7月に実質的に完成。9月中旬に一般公開が開始された。

同社ハワイ地域および全米分譲開発部門の代表を務めるダグ・ジョンストン氏は、「カ・ライ・パークは、地域住民の日常生活において重要な役割を果たす場所になるだろう」と述べている。

「カ・ライ・ククルアエオ(Ka Laʻi o Kukuluāeʻo)」という名称には、「ククルアエオの静けさ」という意味があり、この地域がかつて沿岸湿地であった歴史的背景や、そこに生息していたハワイ固有の水鳥「アエオ(ハワイセイタカシギ)」に由来している。

公園は、近く開業予定の分譲住宅「ウラナ・ワードビレッジ」に隣接し、ポフカイナ通り、カマニ通り、および整備中のアウアヒ通り再配置区域に囲まれている。


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