ホノルル動物園、カバとアフリカペンギンの展示を約100万ドルかけて刷新 中国からジャイアントパンダ誘致へ向け

ホノルル動物園、カバとアフリカペンギンの展示を約100万ドルかけて刷新 中国からジャイアントパンダ誘致へ向け

更新日 2026.09.02

ホノルル動物園は、カバとアフリカペンギンの展示施設を約100万ドルかけて改修し、リニューアルした施設を公開した。ホノルル市は現在、中国からジャイアントパンダを迎える計画も進めており、動物園の新たな目玉として誘致を目指している。

改修を記念した式典には、ジェファーソン小学校の児童らが参加。今回の改修では、2頭のカバ、ルイーズとマーラの飼育エリアに最新の水ろ過システムを導入したほか、アフリカペンギンの展示環境も整備した。

ジョン・ベリー園長は、カバの水を管理するための新しいろ過システムについて、「2頭のカバの水をきれいにするためだけに、ホノルル市の半分に電力を供給できるほどの規模」と説明し、設備の大きさを強調した。

一方、ホノルル市は中国側とジャイアントパンダの受け入れについて協議を続けている。リック・ブランジアーディ市長とベリー園長は、パンダの飼育施設の候補地を視察したが、具体的な場所は公表していない。

ベリー園長によると、市は複数の候補地を中国側に提示しており、最終的には中国側の承認が必要となる。

計画では、約12万平方フィート(約2.5エーカー)のパンダ専用エリアを整備する。ハワイの暑さに対応するため、冷却した水を使った設備や、パンダが涼しく過ごせる洞窟状のスペースを設けるほか、子ども向けの教育エリアも整備する予定だ。冷却設備については、ハワイ大学も協力している。

パンダ誘致をめぐっては、ホノルル市の代表団が4月中旬から5月上旬にかけて中国を訪問。中国・成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地を訪れた。

ブランジアーディ市長は、ハワイではパンダの主食となる中国原産の4種類の竹を栽培できることもアピールしている。

中国から海外の動物園にパンダ2頭を10年間受け入れる場合、費用は約1000万ドルに上るとされる。ただし、ホノルル市は今回の誘致にかかる具体的な費用を明らかにしていない。

ブランジアーディ市長は、誘致費用について民間からの寄付を募る考えを示しており、パンダの受け入れが実現すれば、ホノルル動物園の年間来園者数を現在の約3倍に増やせるとの見通しも示している。

展示施設の刷新に続き、ジャイアントパンダの誘致を進めるホノルル動物園。中国側との協議が今後どのように進展するかが注目される。


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