洪水リスクを低減を目的としたアラワイ運河の改修工事プロジェクトに関する州議会審議がスピーディに前進している。これは、約380億円を投じるプロジェクトで、4メートルの高さの洪水防止壁の建設や、運河上流6か所にワイキキに流れ込む前にゴミの集積するため池を設置するなど、大規模なものになる。しかし、これらの建設により直接影響を受ける個人所有の住宅・建物は37軒にのぼる。一部の所有者たちは、洪水リスクは理解しており、対策を取ることには賛成しているものの、プロジェクト全容がコミュニティに対して事前に共有されていなかったこと、またプロジェクトの進捗スピードが速すぎて、周辺への影響を小さく押さえる別の方法に対して検討時間が取れていないことなどから、反対の表明している。