不動産会社Locations社のレポートによると、オアフ島の戸建住宅の販売価格は、売上の減少とコンドミニアム販売価格の停滞にも関わらず、過去12ヶ月間上昇を続けている。
3月のオアフ島の戸建住宅の中間価格は788,000ドルで前年同月比で2%上昇、2018年4月1日から2019年3月31日までの12ヶ月間の平均価格は4%上昇して792,000ドルとなった。また戸建住宅販売数は286戸(前年同期比8%減)、12ヵ月累計は3,664戸(9%減)となった。
一方、3月の分譲コンドミニアム販売数は8%減の469戸となり、12ヶ月累計販売は6%減の5,628戸となった。またコンドミニアムの中間価格は2%上昇して42万ドルとなったが、過去12ヶ月間の平均価格は横ばいの41万8000ドルとなった。
Locations社プレジデント兼CEOのScott Higashi氏はレポートの中で、「中間価格は、戸建住宅が並ぶ住宅街で66パーセント、コンドミニアムで60パーセント上昇している。多くの地域で在庫が増え、また金利4%前後での住宅ローン金利により、今年のはより多くの住宅購入者が増えると予想している」との見解を示した。