ホノルル市議会がモンスターハウスの建設を差し止める法案を可決

ホノルル市議会がモンスターハウスの建設を差し止める法案を可決

更新日 2019.04.19

ホノルル市議会は17日、満場一致でモンスターハウスの建設を差し止める法案を可決した。

近年、オアフ島の古くからある一世帯用の住宅が多いエリアに、モンスターハウスと呼ばれる超大型住宅が数多く出現して問題となっていた。モンスターハウスとは、戸建て住宅エリアにであるにも関わらず、3階建、10以上ものベッドルーム、時には30近い部屋数があり、各部屋には簡易キッチン付き、といった集合住宅なみの構造と住民数となるような家のことである。それらのモンスターハウスが引き起こす駐車問題や下水処理などのトラブル、違法なレンタルなどが問題となり、近隣住民から苦情が寄せられていた。

今回の法案では、敷地面積の70%を超える容積率の住宅の建設を認めない、容積率が敷地面積の60%を超える住宅の場合は所有者が居住する必要があるのなどの規則が設けられた。

一方、ハワイ建築産業協会は、今回の新たな規制により建設許可取得にさらに多くの時間を取られる可能性があると述べている。


 

その他のおすすめ記事はこちら>>




不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる