ホノルル美術館の理事会は、分館であるスポルディングハウスを売却することを決定した。このスポルディングハウスはマキキの山腹にある、モダンアートを中心として展示している小さな美術館である。この建物はホノルル美術館の創設者であるアナ・ライス・クック氏が建設した住宅だったが、その後オーナーとなったホノルルアドバタイザーの創業者のサーソン・トゥイグ・スミス氏の家族より遺贈され、独立したコンテンポラリーアートの美術館として運営されていた。2011年より、ホノルル美術館の分館となり、引き続き運営されていたが、理事会は母体であるホノルル美術館とスポルディングハウスとの両立が難しい、として売却を決定した。
今後、閉館までの間、イベントなどが催される予定である。