2017年より、運営されているバイクシェアリングシステムのビキが、2年たち、初の値上げに踏み切る。
現状、乗り出し料金が$3.50だが、$4に値上げとなる。これはアメリカの多大都市の同様のバイクシェアリングシステムの中で最も高額となる。ビキを運営する非営利団体は、ハワイの物価に応じた価格設定であり、他都市と比較しても高すぎることはないとの反論。
BIKIはシェアリングエコノミーを後押しするホノルル市より、約2ミリオンの助成金を付与されてスタートし、損益分岐点を超えるには4年かかる計画となっている。
運営団体は、スタート後の2年の間に、バイクの数は1000台から1300台に、バイクステーション数も100か所から130か所に増やしたが、今後も増やす予定があること、また利用者増によって、バイクの故障等も増加していることなどが需要の高まりを吸収するための値上げとしている。
BIKIのローンチ後、ドックレス型バイクシェアのSHAREEも参入したが、駐輪場所への制限などからBIKIの競合となるには程遠い状態となっている。