専門家に聞きました:桑野啓子さん(プロワークス)日本からのハワイへの企業進出で知るべきことは? 

専門家に聞きました:桑野啓子さん(プロワークス)日本からのハワイへの企業進出で知るべきことは? 

更新日 2019.06.13

今日はプロワークス・グループ株式会社、桑野啓子ディレクターに、ハワイへの企業進出の際に知っておかねばならないことについてお伺いしました。

【ご回答いただいた専門家】

桑野啓子
プロワークスグループ、ディレクター。日米監査法人で監査会計業務を長年経験。日本の公認会計士の資格を取得。
 

Q:日本からの企業進出で知っておくべきこと、注意するポイントはなんでしょうか?

A:家賃の高さ、設備費の高さ、人材確保の難しさの3つです。

ハワイ進出に際し、本来は長期的プランが必須ですが、ハワイで「起業する」ことに注力しがちのようです。しかし、それでは見積もりが甘くなります。ハワイの現実を知ってくださいとお話ししています。

 1つ目はハワイの家賃の高さ。資金繰りの面で常にこの比重が高いです。予算計画を適切にされることをお願いしています。

 2つ目は設備コストの高さ。例えば工期は遅々として進まずオープン予定日を過ぎ、当初の見積もりからコストが2倍3倍になることや、営業許可、酒類販売の許可が下りないなどにより、予定通り開業できないこともよくあります。

 3つ目が人材確保の難しさ。ハワイは失業率が低く、優秀な人材を採用できても、流動的で安定せず、その人件費の確保も重要になります。現地採用以外の方法も検討する必要があります。また、日本風にことを推し進めようとしても、決してマニュアル通りには進みません。ハワイ独特の経済を理解していないと難しいです。郷にいれば郷に従えではないですが、うまく現地化させることです。


弊社は会計税務業務全般に加えてビジネスコンサルティングも行います。まずはご相談ください。

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