ハワイ州のファイザー社のワクチンの接種プランが発表に

ハワイ州のファイザー社のワクチンの接種プランが発表に

更新日 2020.12.11

12月10日、米食品医薬品局(FDA)の専門家グループは、米製薬大手ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの効果や安全性を検証する会合を開き、16歳以上に対する使用は問題ないとする判断を下した。FDAはこれを受け、緊急使用許可を近く出すとされ、接種は来週中にも米国内で始まる見通しとなっている。ファイザーは年内に5000万回分を生産する計画である。

この発表を受け、同じ10日の午後にハワイ州のイゲ知事はハワイ州へのワクチン供給やワチン接種の計画について、プレスカンファレンスを開いた。

イゲ知事によると、ハワイ州に供給されるワクチン、約81000回分(ワクチンは同じ人が2回、摂取する必要があり40500人分にあたる)を12月中にも受取り、まず「フェイズ1」として医療従事者や介護施設の居住者とその職員、ファーストレスポンダー(警察や救急隊員など)リスクの高い環境で働く人の一部なども最初のグループに接種する計画である。

次の「フェイズ2」は、フェイズ1に含まれなかった重要な集団、そして「フェイズ3」が一般市民になるという。

ファイザー社のワクチンは、超低温状態で輸送、保管する必要があるという課題を抱えていたが、同社は冷蔵コンテナを開発し、全国に出荷するシステムを作り上げたという。

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