人気急上昇中のアラモアナ・カカアコ・ワード地区で50万〜70万ドルの予算ならどんな物件が買えるでしょうか?広さは?築年数は?アメニティやビューは?
アラモアナ・カカアコ・ワードエリアの50万〜70万ドルで買えるコンドミニアム物件の傾向をご紹介します。デュアルライフ用のハワイの拠点として、別荘として、ホノルルにコンドミニアムが欲しいと思っている方必読です!
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アラモアナ、ワード地区で見つける$50万〜70万コンドミニアム物件
アラモアナ・カカアコ・ワード地区と一言でいっても、実はかなり広いエリア。それぞれの特徴を簡単にまとめると下記の通り。
アラモアナ:アラモアナセンターを境に海側と山側に分かれ、海側は高層・中層の高級コンドミニアムが多く、山側は比較的庶民的な中層・低層のコンドミニアムがH1ハイウェイまで続く。近年、アラモアナセンター周辺の山側(ミッドタウンとも呼ばれる)を中心に複数の高級高層コンドミニアムやホテルの建築計画が進んでおり、近い未来大きく変貌を遂げる可能性がある。
カカアコ:元々はホノルル港の倉庫街として発展したエリアでここ10年で高層コンドミニアムの開発が一気に進んだ地区。ウォールアートのある町としても有名。
ワード:アラモアナセンターとカカアコの中間にあるエリア。カカアコエリアに包括されることも。海側を中心にハワード・ヒューズ社による大規模開発が進み、ハワイで今最も高価格の高級コンドミニアムが建つ。
このエリアの50万〜70万ドル予算のコンドミニアム物件はかなり数が少なめ。カカアコに関してはこの価格帯では物件を見つけることはほぼ難しいでしょう。
2ベッドルーム&1〜2バスルームがスタンダード
アラモアナ地区、ワード地区で50万〜70万ドル予算で買えるコンドミニアムの最も一般的な間取りは2ベッドルーム&1〜2バスルーム、広さは80〜100平米程度です。
アラモアナ地区の物件は築年数の古い物件が多いのですが、60万ドル台で海沿いの高級ヴィンテージコンドミニアム物件が、50万ドル台でケアモク通りの近隣のコンドミニアム物件などが購入できます。
一方、ワード地区のこの価格帯のコンドミニアムはそもそもの数が少なく、アラモアナに比べて築年数が浅いものがほとんどです。こちらは60万ドル台で購入できます。
ほとんどの物件は広めのLDKとベッドルーム、そしてトイレ・バスが一緒になったバスルーム、きちんとしたキッチンならびに生活家電が付いています。ただし洗濯機に付いては、物件に付いている場合とコンドミニアム共同のランドリールームを使用する場合があります。
アメニティは各コンドミニアム次第。管理費は月々500ドル〜1000ドル程度
この価格帯のアメニティはそれぞれのコンドミニアムで異なります。アラモアナ地区の海辺の古い高級リゾートコンドミニアムでは、プール、ジム、BBQスペースなどのアメニティが充実している一方で、山側のコンドミニアムはパティオやデッキといった最小の設備に限られています。
ワード地区のこの価格帯のコンドミニアムのアメニティは、BBQスペース、レクレーションルームなど最小限。ただワード地区はワードビレッジ内のショッピング&レクレーション設備やアラモアナビーチパークなどが近隣にあるので退屈はしなさそうです。
アメニティの充実度はそのまま月々の管理費に反映されます。この地区のこの価格帯のコンドミニアムの管理費はおおよそ500ドル〜1000ドル前後。管理費を安く抑えたい方にはいいかもしれません。より充実したアメニティを楽しみたい方は、物件購入の予算を見直した方が良さそうです。
ちなみに駐車場はほとんどの物件に1台分の駐車場が付いています。
ホテルコンドミニアムの高層階1ベッドルーム物件
数は少ないですが、別の選択肢としてアラモアナホテルコンドミニアムのホテルレジデンスを購入するというものがあります。アラモアナホテルコンドミニアムはアラモアナセンターに隣接する利便性の高いホテルコンドミニアムです。最上階ペントハウスの1ベッドルーム&1バスルームの物件が50万ドル台で購入可能です。
アラモアナ・ミッドタウンの完成前の新築物件を購入するという選択肢
さらにもう別の選択肢が、アラモアナ・ミッドタウン地区の竣工前の新築コンドミニアムを購入することです。例えばアラモアナセンター近くに2022年に竣工するスカイアラモアナの1ベッドルーム&1バスルーム、広さ55平米の新築物件は、60万ドル代で予約購入することができます。
バケーションレンタルには不向き、ローカルが住むエリアという大前提
アラモアナ・カカアコ・ワード地区は、リゾートエリアとして指定された海側の一部を除き、大部分で短期賃貸にあたるバケーションレンタルが禁止されています。また海側に建つ超高級コンドミニアム以外の一般のコンドミニアムでは住民のほとんどがローカルです。よって観光客向けの短期賃貸による不動産投資を行いたい方には総じて不向きなエリアと言えます。逆に30日以上の長期賃貸用物件を探している方には、ホノルル市の中でも中心となるメトロエリアなので、借り手は比較的見つけやすいと言えるでしょう。
土地の所有形態は所有権のあるものがほとんど
アラモアナ・カカアコ・ワードの50万〜70万ドル物件の土地の所有形態は、物件の広さに関わらず、フィーシンプル(Fee Simple、FS)と呼ばれる所有権があるものがほとんどですが、中には土地の所有形態がリースホールド(Leasehold、LH)と表記される借地権のものもあります。借地権の物件だと、購入費は安いものの、管理費に加えて借地料の支払いが加算されたり、借地期限があったりします。購入前にきちんと不動産会社やエージェントに確認した方がよいでしょう。
以上、現在進行形で開発が進むアラモアナ・カカアコ・ワード地区で50万〜70万ドルのコンドミニアム物件の特徴をまとめてみました。
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