JALの羽田―ホノルル間の2020年8月臨時便スケジュール
臨時便の運航スケジュールは下記の通り、180席ほどの機材での運航を予定しているという。
2020年8月1日、10日、20日、30日
JL8781(ホノルル12:35発、羽田15:55着):
2020年8月2日、11日、21日、31日
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JAL公式サイト
ハワイ州は、8月1日から14日間の自己隔離義務の廃止の代替案として、事前に新型コロナウィルス感染テストを受け、陰性結果のある人の渡航を受け入れるプログラムを計画中だ。しかし、いまだにその詳細は発表されていない。
今回のJALのフライトで日本からハワイに来られる方にとっても、日本で受けたPCRテストの陰性結果の扱い、入国審査のフローなどが気になるところだが、今のところはまだ「到着者は14日間自己隔離義務ルール」が適用になっている。
この事前テストのプログラムについて発表があり次第、「ハワイに住む」netでも続報を入れる。
詳細はハワイの保健局のサイトをチェックいただきたい。
Hawaii department of Health
この臨時便の運航を決めた背景について
JAL ハワイ支店長の黒田浩さんに、今回の臨時便運航を決めた背景をお聞きした。
黒田さん:
ハワイー日本間の渡航制限による運休が長期化する中で、弊社に届いていたのはお客様からのたくさんの”困っています”というお声でした。
ハワイでのお仕事があるのに日本から帰れない、また留学先に行けない、ハワイ在住で日本への一時帰国ができない、日本とハワイで分かれて暮らしているご家族が会えない、などさまざまなご事情でお困りのお客様から”いつ飛ぶのか?”というご質問を、ハワイ側、日本側双方で多くいただいていました。
加えて貨物・郵便についても同様に、ハワイの経済活動に必要な物資が届かない、生活必需品が手に入らない、というお声もいただいておりました。
航空会社として、こういった最低限の経済活動、生活に必要不可欠な渡航、輸送のニーズにこたえるために、今回の臨時便4便の運航を決定致しました。
世界中で多くのフライトが運休・減便をしている状態ではありますが、各地の検疫体制や渡航制限を踏まえつつ、日本と各地での”経済活動や生活のエッセンシャルな需要”にお応えしていくのが使命だと思っています。
臨時便の新型コロナウィルス感染予防対策について
7月1日より、JALでは緊急事態宣言解除など社会情勢の変化を受け、ソーシャルディスタンスを確保しての「隣席ブロック対応(減席)」は中止した。
一方、こちらの新型コロナウィルス感染症に対するJALグループの取り組みや、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのご搭乗に際するお客さ
【機内における予防対策(例)】
- JALの取組み
- 乗務員のマスク・手袋の着用
- 機内消毒の徹底
- 機内の空気循環
- 除菌シートの提供
- お客さまへのお願い
- 必ずマスクをご着用ください
(幼児、または着用が困難な理由のあるお客様を除きます) - 飛沫感染を避けるため、機内の会話をお控えください
- お客さま同士の間隔確保にご協力ください
- 手荷物は極力ご自身で収納をお願いします
- 必要時以外のご移動はお控えください
今までと違うのは、航空会社だけでなく、乗客にも責任のある姿勢、取り組みが求められるということだろう。このホノルル便だけでなく、フライトを利用する方はぜひ、安全への取り組みに目を通して「ニューノーマルな旅行」に対するご自身の意識にアップデートをかけていただくのもよいのではないだろうか。
全面的な観光再開ではないものの、こういう厳しい中で、エッセンシャルなニーズに応えてくださるJALの姿勢を嬉しく思うハワイ住民も多いはずだ。
8月、JALの翼がダニエル・K・イノウエ空港に降り立つのが待ち遠しい。