2020年9月1日から、新型コロナウイルス対策の一環として、ハワイ州へ渡航する方用の旅行情報や個人情報のオンライン提出フォーム「セーフ・トラベルズ・アプリケーション」がリリースされました。事前の手続きが必要なので、ロサンゼルスやグアム経由でハワイに来られる方や、長期滞在を予定している方、ハワイに戻ってこられる方のために、オンラインの旅行フォームの書き方を説明します。
セーフ・トラベルズ・アプリケーションについてとその書き方
セーフ・トラベルズ・アプリケーションとは
2020年9月1日からハワイ州は、ハワイ州外からハワイに渡航してくる方向けのオンライン版の「セーフ・トラベルズ・アプリケーション」をリリースしました。
これは、渡航者の旅行情報や健康情報などを登録するものフォームです。いままでは紙ベースのみでしたが、今後はオンラインでの事前提出が可能となりました。
隣島間の旅行者と州外からの旅行者全員が提出必須となります。
24時間前までに記入を完了すれば、EメールでQRコードが送られて来るので、到着時のチェックを抜ける時間が早くなります。(ただし事前にオンライン提出していなくても、到着時に紙で提出することも引き続きできます)
万が一ハワイ州への渡航が決まっている場合は事前登録をおすすめします!詳細は以下の手順をチェックしてください。
今まではなかった情報の提出が今後各地で必要となり、ご自身・ご家族・旅先のローカルの方の安全を守る「責任ある旅スタイル」が今後スタンダードになってきますので、早めに慣れておきたいですね。
セーフ・トラベルズ・アプリケーションの書き方
セーフ・トラベルズ・アプリケーションの記入ステップと流れは以下の通り。
①アカウント作成
②自身や渡航の情報などを記入
③24時間前までに送られてくるメールで渡航前の健康状態を記入、送信
④QRコードが送られてくるので、スマートフォンに保存またはプリントアウト。
⑤空港で必要なものの事前準備しておき、到着時、空港でチェックを受ける。
それでは順に説明していきます。
①セーフ・トラベルズ・アプリケーションのサイトでアカウントを作成。
GoogleやFacebookのアカウントを持っている方はそちらで簡単に登録することもできます。GoogleやFacebookでログインをする場合は、Sign upの下にあるLog in with GoogleやLog in with Facebookボタンを押してください。
登録画面
※18歳以上の渡航者は自身のアカウントを作成する必要があります。
※18歳未満の場合は、保護者の方などのアカウント上に追加することができます。
Email: ご自身のメールアドレス
Confirm Email: 再度同じアドレスを入力
Password: パスワード
Confirm Password: もう一度同じパスワードを入力
Sign up: 登録。全て入力したらこちらのボタンを押します。
②自身の情報や連絡先などを登録。
フォームの内容と書き方を詳しくご紹介します。
First Name: 下の名前
Middle Name: ミドルネーム。日本人でミドルネームをおのちの方は少ないと思うので、ない場合は空欄でOK。
Last Name: 苗字
Gender: 性別。プルダウンでMale(男性), Female(女性), Non-Binary(xジェンダー)を選択。
Date of Birth: 誕生日。こちらもプルダウンで、年代、月、などを選択できます。
Resident/Visitor: 居住者/訪問者。旅行でハワイに来る方は、Visitorです。
Country of citizenship: 国籍。プルダウンで選択なので日本の国籍の方はJapanを選択。
Race/Ethnicity: 人種/民族。こちらもプルダウン。日本人の場合はAsian。
What industry do you work?: なんの業界で仕事をしていますか?こちらはプルダウンではなく、ご自身の入力となります。
例えば教師の場合、こちらに入るのは「Education」、出版会社やメディア業であれば「Media」、お医者さんやナースなど医療関係であれば「Medical」、リテールやレストランの仕事であれば「Service Industry」などとなります。
What is your occupation?: 職業はなんですか?こちらはもう少し細かい内容。上記で述べた「教師(Teacher)」、「出版会社(Publisher)」、「医者・ナース(Doctor, Nurse)」、「リテール・レストランのウェイター(Retail, Waiter)」などが入ります。
Country Code of Primary Contact Telephone: 主な連絡先の国番号。こちらはプルダウンなので、日本の番号の場合は「+81 Japan」というものを選びましょう。
Primary Contact Telephone: 主な連絡先の電話番号。番号のみを入力。ハイフンなどは要りません。番号を入力したら、その下にある「verify」ボタンを押します。Verification Codeがショートメッセージで送られてくるので登録するのは携帯番号にしましょう。
Secondary Contact Telephone: 2番目の連絡先を入れます。その下にある質問文は、ハワイ州からのSMS通知が必要ですか?というもの。必要であればYesを、必要でなければNoを選択します。
Email: メールアドレスを入力。
Confirm Email: 再度メールアドレスを入力。
メールアドレスを入れたら、Verifyを押しましょう。確認コードがメールアドレスに送られます。この時、携帯のメールアドレス(docomoやsoftbank)などを入れると、迷惑メールとして弾かれてしまう可能性もあるので、GmailやYahooメールなどを入れるのがおすすめです。
ここまで入力が終わったら、右下にある、「Next Section」で次へ進みます。
次のセクションでは宿泊先・滞在先の住所を記入します。
住所はシェラトンワイキキの住所を例にします。
2255 Kalakaua Ave., Honolulu HI 96815
Street Address: 2255 Kalakaua Ave.
City/Town: Honolulu
State: Hawaii
Zip Code/Postal Code: 96815
滞在先の住所を入力し終わり、一緒に渡航をする人の中に18歳未満の人がる場合はNext Sectionへ進みその情報を記入します。
③渡航する24時間前までに登録したアドレスにメール、または電話番号にテキストメッセージが届きます。
・ご自身のアカウントにログインをし、旅行前の健康状態を入力。
・Yes/Noの質問に答え、Submit(提出)をすると、登録したアドレスに、QRコードが届きます。こちらのQRを携帯に保存しておくと、空港での手続きがスムーズに!
・2020年9月の現時点では14日間の自己隔離があるので、アメリカに入国した次の日を1日目と考え、14日間の隔離がスタートします。
④以下のものを準備。
準備しておくと空港での手続きがスムーズになります。
・事前に送られてきているQRコードを携帯に保存、またはプリントアウトして持参。
・身分証明ができるID(パスポートなど)
・携帯電話(14日間自己隔離の連絡用)
・隔離免除の書類がある場合は書類を持参。
また、空港では発熱していないかのチェックがあり、38.2℃以上(100°F)の発熱が確認された場合には、2次スクリーニングがあるそうです。
<セーフ・トラベルズ・アプリケーションについての動画>
※英語のみ
今すぐにハワイに旅行!という方は少ないと思いますが、今後のために参考にしてください。