ハワイ好きの日本人による投票で様々なハワイのレストランやお店、アクティビティのランキングが決まる111ハワイアワード。毎年大きな会場で行われる結果発表ですが、第3回目を迎える今年のアワードの結果発表はオンラインで行われます。
111ハワイアワードは、ランキング発表だけでなく、投票1万票につき1000ドルをハワイの環境を守る活動をする地元NPO団体に寄付するなど、日本にいながらハワイの好きなお店に投票をすることで、ハワイの環境にも貢献ができる仕組みも取り入れています。
2019年の投票結果は本来であれば、ハワイのホテルで今年の2月に発表&授賞式パーティーを開催・発表される予定だったのですが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大が起き、世界の観光界が一変。
ハワイも3月よりロックダウン(都市封鎖)となり、観光客の往来が実質ストップ。誰もが予想していなかった、半年以上にわたる鎖国状態が続きました。
この111ハワイアワードも実施について議論されたそうですが、「ハワイ好きな日本人のために、ハワイ観光の火を消してはならない」という決意のもと、アワードの継続、そして結果発表をオンラインで行うことを決めたそうです。
アワード関係者の方によると、「長くツアーやレストラン、リテール各社が苦戦している状況が続いていましたが、今回10月15日に事前検査で陰性になった観光客を隔離措置免除で受け入れる、実質的な観光再開が発表されたことで、観光業界にも光が見えてきました。このタイミングに、各店舗にこれから盛り上がってほしいという想いを込めて投票結果の発表式を実施することを決めました」とのこと。
2019年5月から10月末まで行われた投票のオンライン結果発表は、111ハワイアワードのフェイスブックページにて、日本時間11月1日(日)午後12:00、ハワイ時間の10月31日(土) 17:00に開催されます。どなたでも視聴することができます。
また、各40カテゴリーの上位3社(ノミネート3社)は、その1週間前の日本時間10月25日(日)、ハワイ時間10月24日(土)に、同じくフェイスブックページにて公開されます。今年はどのお店がベスト3に入ったのかも気になりますよね!
投票数に応じて実施する寄付は、本年度はワイキキのアラワイ運河を綺麗にするプロジェクトに取り組んでいるNPO団体GENKI ALA WAI PROJECT に2000ドルの寄付される予定だそうです。このプロジェクトは、ハワイ州観光局(HTJ)公認プロジェクトとなっており、キャッチフレーズは「あなたが選ぶ、ハワイの良いもの、良いこと 」。
現在、ウェブサイトで発表されている「中間ランキング」では、「パンケーキ」カテゴリーで1位の常連店だったカイルアの人気店「ブーツ&キモズ」を抜いて、日本でも店舗展開する「カフェ・カイラ」が1位に。ですが僅差なので最終的な結果は予測がつきません。
また、昨年「ベスト・オブ・シャカ」を受賞した王者レナーズ・ベーカリーは、「マラサダ」カテゴリーで、相変わらずの強さを見せていますが、2位にローカルに大人気の「パイプラインベイクショップ&クリマリー」が登場。デッドヒートを繰り広げています。
ハワイに来たら食べたい「ステーキ」カテゴリーでは、ウルフギャング、ルースズクリスの2大人気店に、シグネチャー・プライム・ステーキ&シーフードが3位に食い込みました。
昨年から加わった「フードコート」カテゴリーでは、アラモアナセンターにある「ザ・ラナイ@アラモアナセンター」が1位にランクイン。2位に、シロキヤ・ジャパン・ビレッジウォーク、3位にマカイ・フードコートと、ベスト3すべてがアラモアナセンター内という興味深い中間経過。それが最終的にどうなっているのでしょうか。
全40カテゴリーの中間ランキングはこちらからもご覧いただけます。中間発表を見ているだけでワクワクしてしまうような内容になっています!
全ては、11月1日(日)、日本時間午後12:00に開催されるオンライン結果発表にて明かされます。ぜひお見逃しなく!