今日はワードビレッジの高級コンドミニアム「アナハ」のペントハウスフロアにあるユニットを所有されている山口さんとかなさんご夫妻に、ハワイ不動産の購入までのストーリーをインタビューをさせていただいた。購入をお手伝いされたリアルターはホームティーク不動産のさとうあつこさん。
山口さんはアメリカのメジャーリーグでのプレーを目指して渡米された元野球選手。その後、カリフォルニアで寿司シェフに転身し、そのかたわら不動産投資をスタート。
かなさんはカリフォルニアにて起業、セレクトショップ「Turquoise ターコイズ」オーナー。2009年カリフォルニアに一号店、2011年ハワイ・ワイキキにも二号店をオープン。
お二人のご経歴や、ハワイ不動産購入のきっかけについて教えてください
編集部: お二人のご経歴や、ハワイに不動産を買うことになったきっかけについて教えていただけますか。
山口さん:
私は、メジャーリーグで野球をプレーすることを目指して渡米しました。その後、野球の道から、当時はビザが取りやすい職種であった寿司シェフに転身したんですね。シェフとしてレストランに勤務しながら、もともとビジネスや投資にも興味があったので、独学で勉強をはじめました。
その頃読んだのがベストセラーのロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん・貧乏父さん」という本です。その本をきっかけに不動産投資に興味を持ち始め、自分でも不動産セミナーに通ったりしながら、 手始めにローンを組んでカリフォルニアの小さいコンドミニアムを購入したのがスタートです。
今思えば、まだアメリカの不動産も買いやすい時代でしたね(笑)。そこから買い買えや買い増しもしながら、このハワイのコンドミニアム含めて、今までに十数件のアメリカ不動産を投資家として売買してきました。
かなさん:
私も最初は企業に採用されてアメリカに来たのがスタートです。その後、サイドビジネスのような形でアパレルや雑貨の輸出入ビジネスを始めたんですが、結婚後に夫から「本格的にやってみたら?」と背中を押されて独立しました。
自分で起業、なんて想像もしてなかったんですが、まだお互いに20代で、怖いもの知らずなところもあったんですよね(笑)。
山口さん:
LAを拠点に頑張っているうちに、日本人である自分たちがアメリカでバリューを出せるビジネスに良い場所は?ということを二人で考え始めました。その中で出てきた答えが「ハワイ」だったんですね。
かなさん:
その流れで2011年にワイキキにセレクトショップ「Turquoise(ターコイズ)」をオープンして、カリフォルニアとハワイという二拠点ライフに少しずつシフトしていきました。
ご夫妻ともにそれぞれに単身渡米され、その後、それぞれが実業家として成功されたストーリーはまさにアメリカンドリーム。そして、ライフステージの変化に合わせてカリフォルニアとハワイに住まいを構えるという理想のデュアルライフをお二人で力を合わせて作り上げた。
ハワイ不動産購入の物件探し、内見から購入まで
いまお住まいにアナハは、ハワイでは3軒目の購入。以前所有していた2軒はすでに売却済みだそうで、買い替えを経てアナハのオーナーになられたそうだ。
山口さん:
さとうあつこさんにサポートしていただいて、最初にハワイで買ったのはフェアウェイビラです。こちらは完全に投資用物件として購入しました。
その物件の後に購入したのが、新築物件として売出中だったカカアコのワイホヌアです。セカンドホームとして利用するつもりで購入しました。ただ数年後に完成してみたら購入時の金額よりもすでにかなり価格が上がっていたので、投資家の観点でこちらも売却を決定しました。結果的には引き渡されてから、数カ月しか住まなかったですね(笑) 。
そして、3軒目として購入を決めたのがこのアナハの2ベッドルームです。
山口さんはワードビレッジの新築コンドに魅力を感じ、その中でもデザインや利便性などの面からアナハに絞り込んでいかれたそうだ。さとうあつこさんによると、山口さん、このユニットは絶妙なタイミングでの購入だったという。
さとうあつこさん:
ここは発売当初、大きなペントハウスとして設計されていたんですね。ただ途中でディベロッパーであるハワードヒューズ社の方針変更が あり、 少しユニットのプランを変更して再度発売されました。そのタイミングで、山口さんがタイムリーにオファーをされ購入が実現しました!
高層フロアかつコーナーのユニットで、キッチンカウンターなどの建材もペントハウス仕様のラグジュアリーな作りになっている数少ないユニットです。
ちなみに、山口さんご夫妻は数年前に、本拠地LAに土地を購入し、ご自宅を新築でゼロから建てられた。工期はなんと足掛け3年及んだという。
山口さん:
LAの家の工事期間はハワイで過ごすことも多くなり、完成まで約1年半ほどハワイで過ごしました。その後、パンデミックになってなかなかハワイに来ることも出来なかったのですが、今回約1年ぶりに来ることができました。
久しぶりに来ましたが、やっぱりハワイは暖かくて、落ち着きますね。子供と一緒にゴルフをラウンドしたりして、家族で楽しんでいます。
買い替えをしながらLAとハワイの二拠点にそれぞれに思っていたような家を持てたので、いったん今は不動産はこの2軒で落ち着いています。
編集部:ハワイ不動産を購入しようかなと考えている方にアドバイスはありますか?
山口さん:
やはり動いてみることが一番大事ではないでしょうか?
自分もあとから振り返ると、あの時の不動産の購入のローンはこう組めば変わっていたかな?など思うこともありますが、そういうのもすべて後々の経験として活きています。 自分から動いてみて、いろんな方のお話を聞いてみれば開けてくるものがあると思いますね。
山口さんご夫妻の、カリフォルニア・ハワイの二拠点ライフ。
それまでも二か所のビジネスをマネージするためのリモート対応は進めていたが、パンデミックになってからはさらにその体制を強化されたそうだ。
かなさんは「この環境になって変化をせざるを得なかったことに感謝している」とおっしゃっていた。
今後もビジネスの拡大やお子さんの成長などに合わせて少しずつ形を変えながら、山口ファミリーのチャレンジは広がっていくに違いない。
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