ハワイの不動産エージェント いその ななさんにインタビュー ”リアルターのお仕事は天職!”

更新日 2022.02.08

ハワイで活躍する日本人不動産エージェント いその ななさん。日米でプロのホームステージャー(※)の資格も持つセンスの良さと、常にお客様の希望のその先を見据えた力量でラグジュアリー物件や投資物件も数多く手掛けてきた彼女に、不動産売買を成功させる秘訣や取引の際に大事にしていることなどをじっくりインタビュー。また彼女の所属不動産会社であるオープス・リアルティの強みについても伺った。

(※ホームステージング:不動産販売時にお部屋をインテリアや小物で演出したり、レイアウトを変えることで空間をより魅力的に演出すること)
 

いその ななさん(オープス・リアルティ所属)

プロフィール いその なな(オープス・リアルティ所属)

新会社オープス・リアルティのブローカーインチャージ兼ブローカーセールス。
日英バイリンガル。

東京都出身。女子美術大学 造形学科卒。美大卒業後にシアトルでの留学を経て1995年にハワイへ移住。大手タイムシェア業界2社でトップの成績を収めたのち、不動産エージェントとなる。 ヘッドハントにより、大手不動産会社からラグジュアリー不動産専門の会社を経て、全米各地の高級不動産とすべての物件をハイブリットに取り扱う大手不動産会に。その後、新会社オープス・リアルティのブローカーインチャージ兼ブローカーセールスとして活躍中。 

ハワイの不動産エージェントのお仕事は「私の天職!」

いそのさん:

ハワイの空気、文化も土地も知り尽くした上でないと不動産エージェントとしてのスタート地点に立てません。ハワイに住み始めて27年経った今、これまでの生い立ちを含めた経験と知識をもって、プロとして自信を持って不動産エージェントは私の天職だと感じています。

 

思い返せば幼い頃から、インテリアや住まいにまつわることが大好きな子供でした。というのも父がヨーロッパ出張の多い商業デザイナーだったため、当時は珍しい北欧の家具やイタリアの小物、観葉植物などがあふれる家で育ったのです。週末は父と一緒に自宅の庭のランドスケープをプランしたり、お部屋の模様替えをしたりという、家を楽しみ、愛情をかける環境がいつもそこにありました。


そんな環境から自然と大学は美大に進んで芸術学部で造形学を専攻しました。感覚だけでなく理論や技術の面からも空間デザインや色彩学、インテリアデザインなどを学んだことは今の仕事にもダイレクトに活きています。

感覚として自然と身についてきたことは、物を一点一点で見るのではなく、家や部屋全体の雰囲気・空間として捉えること。家とは暮らす方の心の豊かさや感性を育む場所だ、というのが私の想いです。

幼いころから好きだったことを活かして、お客様の人生にとって重要な住まい選びをお手伝いできるこの仕事は、まさに私の「天職」だと思うのです。

 

リアルター視点でのステージングで物件価値をマックスに高める!

​いそのさん:

このように幼い頃から住む家の空間の演出やインテリアやが大好きだった私がハワイという土地で不動産エージェントになってからは、物件売却の際により多くのバイヤーに魅力を感じてもらうための演出をする「ステージング」の重要性を痛感しました。ステージングはインテリアや小物を置くことで、空間の奥行や広さ、各お部屋の用途を見せることができるんです。そうすることでバイヤーさんが自分が住んだ時の想像が広がりワクワクさせることができます。また魅力ある物件は不動産の販売価格が上がるだけでなく、オファーが入るまでの期間も左右するほどの重要ファクターとなります。

ステージング例1
私は不動産のプロとしてステージングに関しても突き詰めたいという思いから、さらに専門的に学び日米でステージングの資格(米認定プロフェッショナルホームステージャー、日本プロフェッショナルホームステージャー1級)を取得しました

ステージングはそのお部屋のロケーションやキャラクター、見込み客のタイプによっても演出が変わります。素敵な物件は国を問わず共通して魅力を感じてもらえるもの。リアルター、そしてステージャーのプロとしての知識をフル活用してステージングが出来るところが、私にしかできない強みだと思います。

ステージング例2


それぞれの家やお部屋には、アピールすべき魅力があります。それを際立たせ、買い手がその空間で実際に暮らすことを具体的にイメージしやすくするのがステージングです。何か月も売れずに残っていた物件もステージングを施すことで、買い手からの注目を集め、興味をそそる物件へと仕上げることは売却成功の近道にもなります!

私の考える不動産エージェントとしての極意とは


いそのさん:

私が不動産エージェントとして大切にしていることは、売る場合も買う場合も、お客様が「後になっても長期的に満足を感じていただいているか」ということ。

当然ながら、物件売買において売り主は最も高く売りたいし、買い主は最も安く買いたいものです。

売買のお手伝いの際には、自身のお客様に最も良い結果をもたらすよう働くのはもちろんですが、そもそも物件売買というのは売り主、買い主間のバトルや騙し合いではなく、むしろお互いの希望を掲げた上での和解、歩み寄りという軸で成り立つものだと思っています。つまり、双方がこれで良いと満足できる結果に迅速に収まるのが良い取引と言えると思うのです。

売るにしても、買うにしても、お客様に損をしないお取引をさせないためにプロとして培ってきた知識と経験から、お客様にも正しい知識を知っていただき、正しくガイドしながら後々までずっと満足感を持続していただけるお取引をモットーとしています。

満足いく結果が出てこそ、”お抱えエージェント”としてまた次のお取引の際にご指名いただけているのだと思います。

ハワイに不動産を持ちたいと考えてから、どうしてよいか分からず何年も時間がたってしまっている方も多いのでは?ハワイでは不動産売買においてはエージェント担当制でご相談は何度でも無料です。

私はこんな風にあっさりした性格ですので(笑)、心を込めてご案内させていただいた後でも、最後に決めるのはお客様、というのが大原則ですから安心してぜひご相談ください。

所属する「オープス・リアリティ」の強みについて

オープス・リアリティは2023年にハワイを拠点として新しく設立された、不動産売買仲介、ラグジュアリー不動産部門、物件管理、賃貸、不動産セミナー、ハワイ不動産ライセンススクールを一挙に担う、お客様にもエージェントにもワンストップでご利用いただけるコンセプトの総合会社です。将来的にはニューヨーク、ビバリーヒルズ、パームスプリングス、ラスベガスにも支店を広げていく計画でおります。


オープス・リアルティではウェブ構築とデジタルマーケティング力の強さを誇り、他社に所属していたことがあるため実感できるのですが、各種ソーシャルメディアなどインターネットを駆使し、ターゲットを絞りこんだインスタグラムやFacebookキャンペーンなどでも、桁違いの拡散力を持っています。そうしたことから物件売却の際にも広い範囲の狙ったターゲットを獲得に成功できる点、また優秀なスタッフによる細やかなサポートが充実しているため、エージェントが徹底的に働きやすい環境を作ることで、より良いサービスをお客様にお届けすることができる点、そして何よりも、エージェント、お客様を真の家族のように扱うという会社の指針においても、信頼関係が最も必要とされる不動産売買での"オープス・リアルティ"の強みとなっています。


 

ハワイ不動産の購入や売却をお考えの方はぜひ一度お問合せ下さい。


 

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