3年ぶりに「ホノルルトライアスロン」が開催へ

毎年5月に開催される「ホノルルトライアスロン」。延期が続いていたが、2022年のレースは、5月15日に3年ぶりのレース開催となる。

制限時間なし、フラットなコース設定、参加者に合わせた多彩な種目など初めて挑戦する人にも優しい大会として知られており、今年の開催に先駆けて、独自の初心者向けトレーニングプログラムもスタートしている。

ホノルルトライアスロンを主催するアスロニアハワイ代表
阿部栄一さんインタビュー

『トライアスロンと聞くときつい スポーツという印象を持つ人が多いと思いますが、トライアスロン競技は距離の違いで多くの種目があり、フルアイアンマンはスイム3.8㎞、バイク180㎞、フルマラソン42㎞で制限時間が17時間以内。これはたしかに過酷です。しかしながら毎年5月に開催される「ホノルルトライアスロン」は、距離も短く制限時間もない。初心者ウェルカムの大会です』と阿部さんは笑顔で語る。

阿部さん自身、未経験からトライアスロンに挑戦しアイアンマンレースまで達成した経験を持つ。

『一番短いスプリント（スイム750m、バイク20㎞、ラン5km）なら、トータルでも平均1〜2時でゴールします。750mぐらいなら泳げる気がしませんか？ 一人で３種目は難しいという人には、得意な種目だけで参加できるリレーがあるのも、「ホノルルトライアスロン」の特徴です。』

コースにも特徴がある。

『ほぼフラットで平らなことです。 家族連れに人気のアラモアナビーチパークの海は、外側をリーフが囲み、波がたたない。しかもビーチと平行に泳ぐので万が一の時でも岸に行けば足が付くという安心感があります。そしてバイクはアラモアナビーチパークを出てニミッツ通りを空港方面に走りますが、 ほとんど坂がない。自転車はロードバイクでなくてもOKなんですよ。いわゆるママチャリで参加する猛者もいます（笑）。ロードバイクのレンタルサービスをやってますので必要であればスポナビハワイのウェブサイトをチェックしてください』

さらに今年は、初心者向けのトレーニングプログラムを開始した。

『初めて参加する人を主な対象として、1月13日から4か月間、トレーニングプログラムを実施します。ハワイに滞在していて、トライアスロンに興味があれば誰でも歓迎。最低でも100m泳げて1キロは走れる方、そしてロードバイクを持っている方であれば参加が可能です。週3回で毎週火曜日午後５時半よりスイム＆ラン、木曜日午後５時半よりバイク＆ラン、 土曜日早朝７時半よりバイク＋α（もしくは練習のミニトライアスロン）の練習をします。スパルタではなく、レベルに合わせて楽しく上達するトレーニングなので安心してください。コーチはアイアイマンレースにも数回出場経験のあるトライアスリートのリック・ヴァーレイさん。日本人の奥様を持つ気さくな地元在住コーチです。行ける日だけ、自分の不得意なパートだけ参加もありです。途中からの参加も歓迎。費用は４か月 の参加で150ドルを予定しています。学生割引などもありますので、ご興味ある方はご一報ください』と阿部さん。

リモートワークで なまった身体に刺激を与えるには絶好の機会。ハワイでトライアスロン…2022年の新たな目標に、 いかがだろうか。 

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