「スプリント、オリンピックディスタンスという短めのものからハーフアイアンマン、フルアイアンマンという長距離のカテゴリーまで多種に分かれます。フルアイアンマンはスイム3.8㎞、バイク180㎞、フルマラソン42㎞で制限時間が17時間という、本当に“鉄人”しかできないカテゴリーですが、ハワイで開催されるホノルルトライアスロンはスプリント&オリンピックで距離も短く、制限時間もありませんし、コースは比較的フラット。アラモアナビーチの海岸線に沿って泳ぐので安全です。またリレー競技が用意されているのもホノトラの特徴。スイムが得意、バイクが得意、ランが得意な人とチームを作って参加できます。」
さらに今年の大会では、若者向けのコースに力を入れるという。
「成人向けには、主にスイム750m、バイク20㎞、ラン5㎞のスプリント、スイム1500m、バイク40㎞、ラン10㎞のオリンピックという2つのコースがありますが、大会にはキッズ(7歳〜10歳)、ユース(11歳〜15歳)、ジュニア(16歳〜19歳)という若い世代向けのコースも充実しています。この世代は将来のトライアスリートになるわけですから、トライアスロン人口を増やす意義もあり、今年はとくにこの世代に多く参加してもらいたいと呼びかけています。
主催側でも、カイルアのハワイトライアスロンセンターで普段からユースのトレーニングを増やしてもらう取り組みをしています。また小さい子ども向けのキッズ(7~10歳)コースはこれまでタイムを計測していなかったのですが、今年からはきちんと計測して結果がわかるようにします。だからといって競争をあおるということではなく、入賞しなくても全員にメダルを進呈。全員がチャンピオンという演出を行う予定です」
多彩なコース選定ができるせいか、親子やファミリーで参加する人も増えている。
「これまで参加経験のない人も、750mくらいなら泳げる気がしませんか?スプリントなら大体1~2時間、オリンピックも2~4時間で完走できます。ぜひ友人と恋人とお子さんとご家族と、みんなでお気軽にご参加ください。」
会場はパワースポットとしても人気の高いアラモアナビーチパーク。ショッピングセンターの目の前だ。今回観戦したのなら、次回はぜひ参加してみてはいかがだろうか。
HONOLULU TRIATHLON ホノルルトライアスロン2023
- 開催日程
2023年5月19日(金)~21日(日) 競技実施日: 5月21日(日)予定
※実施の詳細は下記ウェブサイトにて必ずご確認ください。 - 公式ウェブサイト https://www.honolulutriathlon.jp/
- 開催場所 ハワイ州ホノルル アラモアナ・ビーチ・パーク(1201 Ala Moana Blvd., Honolulu)
- 主催 株式会社アスロニア ATHLONIA Corp.
- 種目
●オリンピックディスタンス(個人・リレー) スイム 1.5km / バイク 40km / ラン 10km
●スプリントディスタンス(個人・リレー) スイム 0.75km / バイク 20km / ラン 5km
●10Kラン ラン 10km
●ジュニア(16~19歳) スイム 0.75km / バイク 20km / ラン 5km
●ユース(11~15歳) スイム 375m / バイク 10km / ラン 2.5km
●キッズ(7~10歳) スイム 100m / バイク 3km / ラン 1.6km
※キッズ7~10歳のバイク・ランの距離は変更になる可能性あり。
※USAトライアスロンのルールで2022/12/31時点の年齢を基準とする。
【ホノルルトライアスロンの3つの特長】
1:若者向けのコースが充実
年齢別に「キッズ(7歳〜10歳)」「ユース(11歳〜15歳)」「ジュニア (16歳〜19歳)」の3コースがあり、能力に応じて幅広く楽しめる。
2:制限時間なし
ホノルルトライアスロンには時間制限がないので、初心者でも
安心。自分のペースでフィニッシュを目指すことができる。
3:フラットなコース設定
比較的フラットなコース設定で、経験者にもベストタイムは出やすいと言われている。ハワイの素晴らしい景色と爽やかな気候も、パフォーマンス最大化の要因かも。