2023年10月12日、パークレーンアラモアナのグランドペントハウスがハワイ州のコンドミニアム過去最高販売価格27.5ミリオンドル(約41億円)で売買契約が締結された。このユニットは4ベッドルーム、4.5バスルーム、専用ガレージと専用エレベーターを有し、5,668sf（t526㎡）の室内面積と1,188sf（t110㎡）のラナイというパークレーン内でわずか3室しかない最上階グランドペントハウスの一つ。売主側のエージェントとして、この取引に携わったのがウィリアム・ビリー・ロビラード氏だ。2018年に自身が同物件を買主側のエージェントとして樹立したハワイ州最高売買価格22ミリオンドル（約25億円）を自ら更新した。

　今回の取引は半年間、水面下で慎重に進められた。この金額の取引をまとめるのは並大抵のことではない。「10ミリオンドル以上の取引となると通常では起こり得ないトラブルもたくさん起こります。あらゆることを想定した契約書の作成、大金を動かすための緻密な段取り、全ての過程で全神経を費やしました」売り手、買い手ともに各界の超一流の強者。寸分の狂いで白紙になる取引。そんな緊張の日々を過ごすビリー氏に手を差し伸べたのは過去、現在のお客様たちだったという。「僕のお客様には百戦錬磨の各界トップにして抜きんでた人望ある方が多く、貴重な経験に基づく助言やお話を常日頃からたくさん見聞きし学ばせて頂いています。そのお陰で、今回の取引も乗り越えることができました」と語った。

　そもそも人が好きで、人を疑わないタイプだというビリー氏。格好つけず自分をさらけ出し、好きになった相手にはとことん尽くす性格。「僕にとってお客様は皆、唯一無二の大切な存在。一緒にいるだけで活力が湧いてくる様な人たちばかりなんです。“ビリーがいてくれてよかった”と思ってもらえたら冥利に尽きますが、実際には僕のほうがお客様からパワーをもらっていることの方が多いかな（笑）」

　インタビュー中、終始お客様への尊敬と感謝の話をするビリー氏。新記録樹立という素晴らしい事実があるにも関わらず、決して驕れることはない。「僕は本当にお客様に恵まれています。いつも僕を導き、支えてくださっているのはお客様なんです。この恵まれた環境を当たり前とは思わず、素晴らしきご縁を大切にして、より一層お客様のお役に立ってご恩返ししたいと思っています」と屈託のない笑顔を見せた。

お客様に対する思いは感謝を超えた愛。
　　　　　　　　　　　　ウィリアム・”ビリー”・ロビラード

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