2023年以降、アメリカの保険各社が大きな保険料の値上げに踏み切っています。いったい、アメリカの保険業界になにが起きているのでしょうか?また高騰する保険料への防衛策とは?
保険エージェントの山内美央子さん (ジョン H.コナース保険会社所属)に最新情報について、インタビューしました。
美央子さん:
「前代未聞と言えるほど、保険を取り巻く状況が大きく状況が動いています。そんな今だからこそ、ぜひ保険の見直しをおすすめします。」
プロフィール 日本生まれ。青山学院出身。ハワイ在住20年。ハワイ州損害保険・生命保険ライセンス保持。(企業保険以外の損害保険や、生命保険、健康保険等も取り扱う)また飲食店や小売店など日本企業のハワイ進出時に携わった実績も多々あり、飲食コンサルタントでもある。日本語・英語共に担当が可能なバイリンガル。
アメリカで保険料が歴史上2番目に大幅な値上がり!その背景とは?
美央子さん:
2023年、アメリカでは保険料の大きな値上げが行われました。財物保険(建物・所有物などに対する保険)は過去2番目に大きい、平均30%もの値上げ率となりました。保険の更新時にその値上がり額に驚いた方も多いのではないでしょうか?
その理由としては、2021年、2022年にアメリカそして世界各地で起きた大型ハリケーンや大規模な山火事などによる自然災害、またフロリダ州で起きたコンドミニアムの倒壊事故などが多発したことです。
これらの災害や事故により全米で保険金の支払いが急増し、総額で3150億ドル(約40兆9,500億円)もの保険金が支払われ、保険市場の資本金が一気に17%も減少したと言われています。このような状況を受けて2023年に、各社大きな値上げに踏み切らざるを得ない状態になったということです。
今までは、ハワイは大きなハリケーンや地震などの自然災害の少ない場所として知られて来ました。しかし、日本でも大きく報じられたように2023年にはマウイでの大火事が起きました。マウイの火災で焼失した財物だけでも55~60億ドル(約7150~7800億円)と見積られています。
株式市場のように保険の市場も上がり下がりはありますが、保険料が落ち着いてくるには少なくとも今後数年はかかるだろうと予測されています。
現在の保険料や補償内容は適切ですか?
見直しをおすすめする理由
例えば以前よく言われていた「保険に加入していても、保険を使わなければ、保険料は下がってくるもの」という常識も、最近では通用しなくなってきています。
逆に、保険会社も時代や顧客のニーズに合わせた商品や、ニッチなマーケットに対応する商品を続々と開発しています。過去に購入した保険を見直さずに更新している方は、よりよいプランがあるかもしれません。
私はビジネス保険や、損害保険、コンドミニアム保険、ホームオーナーズ保険など、幅広い保険を扱う総合保険エージェントですので、どこか1社だけの保険をご紹介するのではなく、数多くの保険会社の中からそのお客様にとってベストなものをリサーチしてご提案することができます。
ご相談やお見積もり、また保険の購入に関して、手数料は全くかかりません。”必ず保険料が下がります!”とお約束できるわけではありませんが、下げられるケースが多いです。少なくとも、今の保険が妥当なのか、また同額ならは補償内容をさらに充実したものに切り替えられないかなどの確認ができるだけでも良かったと思っていただけると思います。ぜひお気軽にご相談下さい。
ここからは少し具体的な保険について状況をお伝えします。
マスターインシュランス保険、ホームオーナーズ保険
マスターインシュランス保険とは、
そのため戸建て住宅やコンドミニアムを所有する方が加入するホー
さらに保険申請の免責額が上がっており、以前は$
保険は毎年同じ会社で買い続ける必要はありませんし、
ビジネス保険
ビジネス保険はトラブルがあった時に会社を守るための保険です。
商品・内装・
実際に新規にご相談へいらしたお客様で、
また保険会社の中にはレストラン向け、
保険選びの際に、ぜひこの3つのポイントをご確認下さい
1、必ず一人の担当エージェントを決め、複数社からの相見積もり依頼し比較をしてもらうこと
前述の通り私は保険代理店のエージェントとして複数の保険会社の
2、何かあったらすぐに連絡できるエージェントを選ぶこと
保険購入後でも、
3、保険の申請(クレーム)の際の対応がよい会社を選ぶこと
トラブルが起こり保険申請をしたときこそ、
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美央子さんが所属するジョン・H・コナーズ社は、創業40年以上を誇るハワイ大手の保険代理店です。ハワイ州内大手企業の担当も多く、個人・法人共に実績があり、損害保険、住宅保険、ビジネス保険、自動車保険、生命保険、健康保険などを広く取り扱っています。
大きく動いているアメリカの保険業界。長く同じ保険に入っている方、勧められるままに保険を買っていた方、いまこそ見直しのタイミングです!
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