ホノルルの中で最もホットなエリアであるカカアコ。ハワード・ヒューズ社が手掛ける「ワードビレッジ」再開発マスタープランに沿って、新築コンドミニアムが建設され、話題のレストランやショップも続々とオープンしている。
今日は変わりゆくカカアコエリアの最新情報、そして狙い目のコンドミニアム情報などを、カカアコのラグジュアリー不動産のエキスパートであるオープスラグジュアリーインターナショナル・リアルティのいそのななさんに伺った。
ワードビレッジの海一列目の新築コンドミニアムへの買い替えで
2列目以降の物件が市場に出てくると予想します!
ななさん:
カカアコエリアの不動産スペシャリストとしてマーケットを見てきましたが、ワードビレッジから立て続けに大きなニュースが届いています。
今年はヴィクトリアプレイスの竣工、またカラエの着工、ラウニウの発売といった「海一列目」のラインナップに大きな動きがあります。それにより注目なのが「海から2列目」の魅力的な再販物件の増加です。具体的には「アナハ」や「コウラ」など竣工済みの2列目のコンドミニアムの買い替え希望のオーナーから、比較的新しく、魅力的なユニットの売り物件が複数出てくることが予想されます。
「新築時にアナハやコウラを買いそびれた」という方は中古物件については比較的こなれた価格での売り出し物件が出てくる可能性がありますので、絶好のチャンスだと思います。
ワードビレッジ、オーシャンフロントで手頃な「ラウニウ」、
新築販売で買えるラストチャンス!
上記のオーシャンフロントのラインナップでもっとも西側の区画に作られるのが「ラウニウ」です。ハワードヒューズ社が販売してきたコンドミニアムの中でも、価格帯や間取りに幅があり、もっともお手頃なユニットはスタジオ(ワンルームタイプ)で70万ドルから。このラウニウがまだ購入可能です。
中古になると値段が下がる日本と違い、ハワイではこの新築売り出し時が、もっとも安くコンドミニアムを購入できるチャンスということをご存知ない方も多いと思います。
その販売プロセスも特殊で、VIPブローカー枠>オーナー居住枠>投資家・別荘用の一般マーケット枠と段階的に販売枠を広げ、その過程で少しずつ値上がりしていきます。さらに竣工すればさらに値上がりするのが一般的です。売り出し開始直後から、販売終了までに7~8%値上がりするというのが私の経験です。早めに動くことで、ご希望に近いユニットを、しかも安く購入できることになるのです。
ななさんおすすめのラウニウのユニット
ラウニウの中でもコストパフォーマンスの良いお部屋をいくつかご紹介します。 以下は海から一列目に建つThe Launiuの中でもかなり価格にお得感を感じられるお部屋です。●#324 $769,000
スタジオ/1バスルーム/1パーキング 約43㎡
Podiumの3階にあり、比較的Ala Moana Blvdに近いハーバービューがあるお部屋です。
●#807 $ 773,000
スタジオ/1バスルーム/1パーキング 約41㎡
Tower棟の8階、アメニティーが7階なので、アメニティーの緑の木々がお部屋から見えてくると思います。
●#805 $ 1,075,000
1ベッドルーム1バスルーム/1パーキング 約74㎡
Tower棟の8階、こちらもアメニティーの緑の木々、ハワイのお花などが見えると思います。
ラウニウの完成までには、周辺にはパーク・オン・ワードや、カラエなどが完成し、アラモアナ方面からワード、カカアコ方面へと、おしゃれなエリアの中心地も人の流れも西側にも広がってきます。街全体で暮らしを楽しむ、エキサイティングな「ワードビレッジ」の住人になれる残り少ないチャンスです!
最後の絶好の区画、ワードセンターの跡地の
スーパーラグジュアリーな新築プロジェクト情報がついに公開に
そして、ワードビレッジの今年最大のニュースといえるのが、現在ワードセンターの跡地に建設されるツインタワー「メリア」と「イリマ」とのプロジェクトです。こちらはまだ建設計画が提出された段階です。しかし、いままでワードビレッジのフラッグシップであった「ワイエア」や「パークレーン」を凌ぐ、かつてないレベルのラグジュアリークラスとなり価格帯としては、パークレーンのリセールほどといわれています。また大きさもパークレーンに類似か、もしくはもう少し大きくなると言われています。
IBMビルの横に来る方のタワーはディスカバリーランドと言う大手開発会社とハワードヒューズのジョイントベンチャーでの販売となり、部屋数は148戸の予定です。 ワイエアの横に来るタワーのほうはハワードヒューズが単独で通常の方法で販売となり、部屋数は約250部屋ほど。2025年春ごろにはお客様へのご案内を始められると聞いています。2つのタワーのうち、メリアのほうがより高級な仕様で、建物にはわずか148戸とゆったりとした間取りとプライバシーを重視した特別なものとなり、完成すると、ワードビレッジのビルの中で最も戸数が少ない建物になります。
どちらのタワーも、海とダイヤモンドヘッドの眺めを最大限に楽しめるL字型のデザインが特徴となります。 海に向かって一列目、ホノルルの最高の区画がついに売り出しとなった暁には、世界中のバイヤーが獲得にしのぎを削ることになります。お早めの情報収集、またご準備がキーとなりますので、ご興味がお有りの方はぜひご一報くださいませ。続報が入り次第、アップデートいたします。
新築購入の争奪戦に勝つために!
知っておきたい日米の不動産購入ルールの違い
ハワイ不動産をご購入される日本人のお客様を長年にわたってお手伝いして参りましたが、残念ながら、日本とハワイとの商慣習の違いを知らずに、希望物件を買いそびれる方、チャンスを逃す方を見て参りました。
以下のようなハワイの不動産購入、とくに新築物件の購入についての慣習をぜひご理解いただければと思います。
購入時、買い手とエージェントはタッグを組んで進める
ハワイでは不動産購入時、ご自身のエージェントを決めたら、そのエージェントとタッグを組んで不動産探しや購入プロセスを進めます。(売却時も同じです。)物件情報は一元管理されているため、さまざまなエージェントに同時に声をかけても”掘り出し物”のような物件が出てくることはありません。エージェントとして責任ある情報提供や、ストレスないコミュニケーションが取れるかなど相性を含めて、エージェントをお選びください。
新築時の争奪戦は苛烈!早めの準備とアクションが大切
ハワイの新築コンドミニアム、しかもホノルルの一等地であるワードビレッジの新築となると、バイヤーは世界中から集まってきます。それゆえに開発会社であるハワード・ヒューズ社の売り方のスタイルもかなり強気、かつ競争は苛烈です。
カテゴリーや間取りなどを添えて購入希望であることを伝えておくと、「〇〇号室なら購入いただけますが、購入されますか?」と逆指名され、すぐに「買います」と返事をしなければ次の人へ回されるといった流れです。
購入したいユニットが出てきたら、24時間以内に総額の5%相当のデポジットを送金する必要があります。しかしこのデポジットは30日以内でクーリングオフも可能で理由なくキャンセルもできます。「買いたい」と考えている方は、米ドルの準備、送金方法などを含めて早めのご準備を。
新築コンド購入の契約書類は一律で、変更は難しい
また日本の方で新築プロジェクトの契約書の文言について、内容を変更してほしいという依頼をいただくことがありますが、基本的に変更不可の規定で一律のフォーマットとなっています。特に販売する開発会社側のリスクヘッジとなる災害時の規定などに不安を抱いたり、内容を交渉したいと慎重になりすぎてタイミングを逃すケースも過去に見て参りました。日本と違って不安なお気持ちはよくわかりますが、これがアメリカのスタンダードと割り切り、スピーディな契約の流れをご理解いただけるよう、事前に私のほうから情報提供をさせていただきます。
ホノルル、カカアコの不動産の最新情報を知りたいという方はぜひお気軽にご連絡くださいませ。
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