ハワイ旅行をお得に&快適に楽しむことができる選択肢として今、「タイムシェアのリセール物件」が人気を集めています。タイムシェアは聞いたことがあるけれど、リセールって何?普通のタイムシェアと何が違うの?メリットやデメリットは?など、「タイムシェア」や「リセール」について意外と知らない人は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、タイムシェアの仕組みや話題のリセール物件の魅力を深掘りしてご紹介します!
手軽に「ハワイの家」を所有できる!
「タイムシェア」の仕組みを改めておさらい
お話を伺ったのは、ハワイでタイムシェアのリセール物件を専門に扱うくじら倶楽部代表の中山孝志さん。創業1998年のくじら倶楽部は、累計1万件以上ものリセール物件の売買を手がける業界ナンバーワン。経験も実績も豊富なリセール不動産会社として、多くのハワイリピーターから信頼を集めています。
まずは、タイムシェアの仕組みを改めて教えてもらいましょう。
タイムシェアの仕組み
中山さん:
タイムシェアとは、1年を52週に分けて、1週間単位で購入する不動産所有権のこと。所有できるお部屋は、1LDKや2LDKなど、「住まい」として十分な広さがあり、キッチンや洗濯機・乾燥機等の設備も完備。一般的なホテル滞在よりも快適でクオリティーの高いバケーションが楽しめます。施設内にあるプールやオーナーラウンジなどの共用設備の利用もでき、滞在する1週間の間、まるでハワイに自宅があるような感覚で過ごせるのがタイムシェアを所有するまず一つ目の魅力でしょう。
価格的にもかなりお得感があります。スタジオからペントハウスまで間取りの種類が多く、さらにはお部屋からのビューによっても価格が違うため、価格レンジは2万ドル(300万円)から70万ドル(1億500万円)までと幅広いのですが、一般的に1LDKのお部屋なら3万ドル(450万円)前後から購入が可能です。購入後は年間管理費(1LDKまたは2LDKなら2~3,000ドル程度)がかかるくらいで、滞在中の宿泊費はもちろんゼロ。管理面が楽なのもタイムシェアの良いところです。
購入方法は2種類
タイムシェアには、「固定週」と「フロート(浮動週)」という2種類の購入方法があります。
■2種類あるタイムシェア購入
・固定週=毎年決まった週でのお部屋予約が保障される
・フロート=特定の週を指定せず、自由にお部屋の予約を入れることができる
お盆やお正月など、決まった時期にしか休みが取れない方は固定週がおすすめ。フロートと比べると固定週は割高なのですが、ハイシーズンであっても確実にお部屋が押さえられるので、利用される方も多いです。
一方で、フロートは希望する1週間を自由に選ぶことができます。ただ、タイムシェアの特性として、一つの物件に対してその所有権を複数のオーナー達がシェアしているため、予約の段になって希望の週に部屋が空いていないということも時々起こります。
タイムシェアは早ければ1年前から予約が可能。通常のホテル予約とはまた違ったタイムラインで空室を確認したり、お休みの予定を決める必要も出てくるため、弊社では購入をご検討いただく段階でこのあたりのヒアリングも行い、最適なタイムシェアをご案内しています。
ポイント制度で広がる旅の可能性
そしてもう1点、タイムシェア最大の特徴であり、醍醐味でもあるのが「ポイント制」。タイムシェアを購入すると、オーナーは毎年1週間分の宿泊権利をポイントとしてもらいます。このポイントは、同じタイムシェア内の別の部屋や所有する物件以外のタイムシェアにポイント交換して利用することができます。さらに同じリゾート系列のホテルにもポイント交換利用ができるので、例えば、【ハワイのタイムシェアに1年で7泊する権利】を「今年はハワイ島のタイムシェアに変更しよう」とか「来年はオアフのホテルに2回に分けて交換しよう」といったアレンジも可能です。
ただ、エリアや物件の条件などによってポイント交換率が変わり予約の優先度が下がることもあるため、どのタイムシェアを「ホーム」として所有するかを吟味して購入することが重要。このポイント制はリセール物件にも同じように適用されることから、このシステムを効率よく利用することでリセール物件の“お買い得感”はさらに高まります。
リセール物件と新規物件、どんな違いがある?
さて、タイムシェアの仕組みがわかったところで本題のリセール物件について気になる新規購入との違いやメリット、購入時の留意点などを聞いてみました。
中山さん:
リセールとは、「どなたかが持っているタイムシェアの所有権を買うこと」なのですが、弊社で扱うリセール物件は、正規価格の30~70%ほどで販売されています。今また少し安くなっているので、定価の1/3程度で買える物件も増えています。なぜこんなに価格が下がるのかというと、タイムシェアのリセール価格は需要と供給の関係で決まるということ、そしてリセール物件の売値はその時の市場価格を参考にオーナーが決めるため、早く売りたいオーナーはより低く値付けをし、その動きが大きく、長期になればより安い物件が増えていくことになります。ここ最近、タイムシェアのリセールマーケットは“買い手市場”が続いていて、タイムシェアを所有するには絶好の買い時とも言える時期。ぜひこの機会にリセールの魅力や活用方法を知っていただき、ハワイ旅行をもっと楽しんでもらいたいですね。しかも、これだけ安いのに、オーナーの権利は直接購入のタイムシェアとほぼ同じ。使う部屋も直接購入のオーナー達とまったく同じで、予約方法や管理費、もらえるポイントも変わりません。
両者の違いは、例えばヒルトンの場合だと①VIPステータスに昇格できない、②買い替えができない(下取り不可・お部屋を変更したい時は買い直しが必要)、③マックス会員になれない(ヒルトンが買収したリゾートへの宿泊が不可) という3つがあり、マリオット、ディズニーなどタイムシェアを展開するリゾート会社によっても内容は異なります。この違いを事前に把握しておくことは必要ですが、ハワイのタイムシェアをご検討の方は、「VIPステータスになれなくてもハワイで特に困ることがないし、買い替えの予定もない、ヒルトンが買収したアメリカ本土にある施設の利用よりハワイで使用する頻度の方が高い」という方も多く、ほとんど不便を感じずにリセール物件を愛用していて、ご満足されているオーナー様が多いです。
これぞタイムシェアの醍醐味!
ポイント交換制度でハワイ旅行をカスタマイズ!
正規価格の1/3と安く購入できて、なおかつ新規購入のオーナーとほぼ同等の権利が持てるタイムシェアのリセール物件。これだけでも十分にバリューを感じられますが、タイムシェアは知れば知るほど、使えば使うほど“活用しがいのある”奥が深い商品なのだと中山さんはいいます。
くじら倶楽部のオーナーの中には、タイムシェアのツボを心得て上手に使いこなしている方がたくさんおられ、そうした活用術や賢いテクニック、楽しみ方のアイデアをシェアするコミュニティサロンを定期的に開催しているのだそう。今回は、そんなタイムシェアのツボを知り尽くすオーナーおすすめの活用例を教えていただきました。
●活用例:
購入したタイムシェア:ヒルトン・グランド・ワイキキアン 2LDKのオーシャンビュー 毎年 浮動週 23,040ポイント
年間管理費:$2,700
1年目:【ホーム予約】所有しているタイムシェア「グランド・ワイキキアン2LDKオーシャンビュー プラチナシーズン」 7泊
2年目:【クラブ予約】ハワイ島のタイムシェア「キングスランド1LDK プラチナシーズン」に2週間宿泊(23,040ポイント使用)
3年目:【クラブ予約】オアフ島のタイムシェア「ホクラニ1LDK」のゴールドシーズンに1週間の滞在を3回楽しむ!(20,160ポイント使用)
4年目:【クラブ予約】オアフ島のタイムシェア「ザ・グランド・アイランダー2LDKペントハウス ゴールドシーズン」5泊(22,400ポイント使用)
上記は、ホームとして所有する「グランド・ワイキキアン」のポイントを利用して、2年目以降は別のタイムシェアでそれぞれ異なるハワイ滞在をカスタマイズした活用例です。ちなみに、ホーム予約とは自分が所有するタイムシェアに予約を入れることで、クラブ予約とは、所有物件以外のリゾートに予約を入れることを指します(いずれもヒルトンの予約方法)。ポイント交換率をうまく使うことで、3年目にはオアフの滞在が3度も楽しめるなんてかなり魅力的!オアフ島以外のハワイの島やマウイ島にもタイムシェアをもつリゾート会社なら、旅の選択肢はさらに広がります。「ご自分のライフスタイルや楽しみたい旅のスタイルにフィットしたタイムシェアを購入してそれを有効活用できるようになると、オーナー様達も『タイムシェアを持っててよかった!』と喜んでくださいますね」と中山さんも笑顔を見せます。
まだまだ様々な楽しみ方があるというタイムシェアのリセール物件。ハワイ好き、ハワイリピーターの方ならかなりメリットが感じられるお買い物になるのではないでしょうか。ハワイでの滞在をもっと楽しみたいという方は、ぜひ一度、くじら倶楽部にご相談ください。
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