投資家目線で見るハワイ不動産2026 「買い手マーケット、賃貸も好調!賢く攻めてドル資産構築チャンス」 岡崎恵子さんにインタビュー(グレイスインターナショナルリアルティ)

更新日 2026.02.20

ハワイの不動産エージェントとして、物件売買と不動産管理を広く手掛け、ご自身も不動産投資家である岡崎恵子さん(グレイスインターナショナルリアルティ代表)。

2026年のハワイ不動産マーケットについて、岡崎さん独自の視点でその展望を伺った。

2016年グレイスインターナショナルリアルティを設立し独立。
ご自身も不動産投資家であり、
不動産売買のほかに、不動産管理もハワイで60件以上。

ハワイ不動産は長期賃貸マーケットが好調です。
以前とは違うマーケットの動きを注視しています。

岡崎さん:

私はホノルルエリアで、約60件の長期賃貸(6ヶ月以上)の不動産管理を行っています。

私が管理している物件には空き部屋は現在ゼロ。1ヶ月以上空きが出るという物件もほとんどありません。さらに賃料の段階的な値上げにも成功しています。オーナーさんには非常に喜ばれています。

賃貸マーケットが好調な一方で、この数年オアフ島不動産の”売買”のマーケットは、それほど好調とは言えませんでした。戸建ては堅調でしたが、コンドミニアムは在庫が積み上がりました。2025年5月をピークに減少傾向にはあるものの、依然として在庫が多い状況が続いています。

上の黄色のラインがコンドミニアムの市場在庫推移
(2023年〜2025年の2年分のデータ)

今までの不動産マーケットというのは、「カリフォルニアの市場が上がれば、その6ヶ月後にハワイ市場も追いかけて上がる」「売買マーケットが上がってきたら、その6ヶ月後に賃貸マーケットも追いかけて上がる」というのが定説でした。しかし、前述のように、ハワイの不動産売買マーケットがあまりよくないのに、賃貸マーケットが好調というのは過去からみたら例外的な動きなのです。今までの定説が通用しなくなってきたことが顕著になった2025年だったと思います。
 

その最大の理由は、不動産ローンの金利が高止まりしていたこと。これによりコンドミニアムを実需として買いたい層の多くが、購入タイミングを見送って、様子見のために賃貸に留まる選択をしたためだと思います。

わたしは不動産管理会社として、このマーケットの状況を踏まえ、段階的に着実な賃料引き上げを成功させてきました。こまめに周辺相場と比較し、じんわりと値上げしながら、退去を引き起こさないように更新に繋げるには、テナントとのコミュニケーションが欠かせません。

管理会社が賃料調整の手間を惜しんで放置していると、オーナーが利益創出の機会を逸するばかりでなく、突然大幅な値上げを通知されたテナントから反発を受けて、退去にもつながりかねないのです。

投資家の方にとっては、強い賃貸マーケットを狙って、ハワイで貸し出しやすく、利回りの取れる物件に投資するには良い時期だと思います。
もちろん、目配りの行きとどいた管理会社に任せることは必須条件です。

買い手市場の今、強気の交渉ができる物件があります。
ドル資産を作るチャンスの2026年。

アメリカの住宅ローン金利は7%台で高止まりしていましたが、2026年2月現在は6.2%前後で推移しています。市場在庫が積み上がっているマーケットを受けて、強気の交渉もできるとあって、2026年にはローンバイヤーがコンドミニアム購入に戻ってくると思います。


そんな中、市場在庫日数が伸びている物件や、訳あってキャッシュバイヤーでないと買えない物件に絞って探してみるのがおすすめです。

市場在庫が伸びている物件については、最初の値付けが高すぎたのか?そのコンドミニアム内での売り出し件数が多く競争が激しいのか?売り手に売る気があまりないのか?など状況はそれぞれです。

しかし、市場に長くとどまっているうちに、売主側も「そろそろ値下げに応じてでも売ったほうがいいかも」と譲歩するマインドになることも。

また現在のリッツカールトンやカライ(旧トランプタワー)のように改装工事をきっかけに利益確定で手放すオーナーも多いです。

例えばリッツカールトン・ワイキキでは、ユニットの用途としてホテル客室(要改装工事プログラム参画)、自己利用(別荘や住居)また1年単位で賃貸として貸し出すいずれかとなります。

現在、リッツカールトン・ワイキキはローンで買うことができません。そのため、キャッシュでの購入が前提となりますが、長期賃貸の利回りが取れる50-60万ドルでも魅力的なユニットもマーケットに出ており、投資機会としても魅力的です。

常にローンバイヤーよりもキャッシュバイヤーが強いのはいつの時代も変わりませんが、手元資金が潤沢な方はその中でもキャッシュがモノをいう物件に絞って探してみるのもよいと思います。

岡崎さん売り出し中の物件


 
私は持論として、短期のバケーションレンタルよりも、長期賃貸のほうをお勧めしています。短期バケレンは一時的には利回りがよくても、長い目で見れば管理コストが高く、その点、長期賃貸のほうがアップダウンなく稼働でき、また物件のコンディションも綺麗に保ちやすいと考えています。

ご自身で所有している物件にステイできる短期バケーションレンタルの楽しみもハワイ不動産の魅力です。しかし、自己利用が増えればその分利回りが当然下がります。 投資家目線で考えると「投資物件は投資物件」と割り切って、分散投資先としてハワイ不動産を位置付け、長期的なドル資産を構築を目指す方が強いポートフォリオになるのではないかと思います。

投資として長期保有している物件からの収入を得ておき、ご自身のハワイ旅行の経費や、お子さんのアメリカ留学費用を賄う。
また今は投資だけれども、将来的にリタイアした時にはハワイの拠点として自分も使ってもいい。

そういうフレキシブルなライフプランと長期的な視野をお持ちの方にとって、価値が落ちないドル資産としてハワイ不動産への投資を検討いただきたいと思います。

ご興味がお有りの方は、ご自身も不動産投資家であるグレイスインターナショナルリアルティの代表である岡崎恵子さんまでどうぞ!

 

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