スペシャルインタビュー「ハワイに住むを叶えた人々」。
”移住の決意、家族のために” をテーマに、今日フィーチャーするのはプロビーチバレーボール選手、そして実業家でもある西村晃一さん。
ハワイ移住を決意する背景は人それぞれ。とはいえビザ、住居、仕事、 子どもの教育とハードルは多く、海外に出るとなれば容易なことではない。 そんなハードルを乗り越えて移住を実現した人たちに、それぞれの事情を伺った。 共通するのは、家族のためにハワイを選んだこと。 家族がいれば海外移住の苦労も乗り越えられる。そんなストーリーをお届けします。
海外でバレーボールに 取り組む環境を我が子に。 その実現のためだけに ハワイに移住しました。(西村晃一さん)

プロビーチバレーボール選手╱実業家。小学校4年生からバレーボールを始め中学、春の高校バレー、国体で全国優勝。立命館大学卒業後、NECに入社。アタッカーとして活躍し、Vリーグ、黒鷲旗天皇杯で優勝。1998年全日本代表に選出され、初のリベロとして、世界選手権、ワールドカップなどで活躍。その後、ビーチバレーボールに転向し、日本初のプロビーチバレーチーム「WINDS」を結成。全米プロツアー「AVP」に日本人で初参戦し、3度の優勝を果たす。国内外でのイベント開催やアパレルブランド「DIG」を発表するなど実業家としても他分野で活躍する。
被災地の子どもたちと涙を流したワイキキの想い出
僕にとってのハワイの「原風景」があるんです。キラキラしたワイキキビーチで、福島県で被災した子どもたちと一緒にビーチバレーをしたこと。何もかもが輝いていて、子どもたちはみんな感激。日本とアメリカ本土から呼び寄せたトップ選手も手伝ってくれて、彼らもすごく喜んでくれた。関わる人たち皆が感動の涙。その背景が光であふれたハワイという、こんな最高な光景は人生の中でも稀に見るものでした。この感動にハワイの土地はぴったりだったんです。
福島県の相馬市とは、被災地支援ということで依頼を受けてスポーツイベントやスポーツ教室を運営してきました。震災直後に子どもたちの運動不足が問題になりその解消が目的でしたが、10年以上たった現在も続いています。その最初のキッズイベントで25人の子どもを前に「きれいなビーチでバレーをしよう、どこがいい?」と聞いたら「ハワイがいい!」って返ってきて。その時に大勢の前で「よし、ハワイに連れていくぞ!」と言ってしまったんです。後述しますが、僕の中で「有言実行」は命です。誰が何と言おうと、どんな障害があろうと連れていくと決意しました。
福島県相馬市の子ども25人を引き連れて
ホノルルでビーチバレーボールイベントを開催した時の様子。
全米トップ選手も応援に駆けつけた。
多くの皆さんの支援を得てそれを実現したのが2015年のこと。本当に感動しました。初めての海外でたくましく成長していく子どもたちの姿も目の当たりにした。この時のハワイでの体験から、若い頃に世界を見せることや異文化に触れさせる重要性を強く感じ、自分の子どもたちにも同様の機会を与えたいと考えるようになったんです。選手時代に馴染んだカリフォルニアではなくハワイに移住を決めたのは、この時の素晴らしい体験、交流した地元の皆さんの存在が大きかったです。ハワイは日本人にとって特別な場所。誰もが憧れる場所ですし、米国本土と日本の中間地点というのもいいですね。
バレーボールのために移住子どもたちには当然の選択
海外に住みたいと考えだしたのは10年以上前です。2人の息子は幼い頃からバレーボールに取り組んでいたのですが、プレースタイルは国内と海外では大きく違います。日本でバレーボールをやると中学、高校、大学といわばレールが敷かれています。年齢別のカテゴリーが厳格でネットの高さもそれぞれ変わります。それに比べてアメリカは、「U-◯◯=アンダーカテゴリー」という種別があって、一定の年齢以下なら中学生も高校生も一緒にプレーします。それに高校生になるとネットの高さは大人と一緒。そんな環境で年代の異なるライバルたちに揉まれながら鍛錬を積むわけです。もちろん英語でのコミュニケーション能力も必須。世界を目指す上で、この環境はマストだと感じました。

強化合宿でよく通ったカリフォルニアも候補でしたが、治安の面での問題や所属するバレークラブ選びで難航して。その時に思い出したのが、相馬市の子どもたちの笑顔と、学生時代にワイキキでビーチバレーをした時の気持ち良さでした。そしてもう一つ。ハワイ大学の存在が大きかった。バレーボール部が全米1位の実力で、スタジアムを埋めるほどの人気もある。ちょうどジュニアチームができるタイミングで、運良く息子2人が所属することができました。
ハワイは治安が良いし、何より人が優しいですね。僕の故郷である京都の田舎に似ていて、どこか懐かしい。ご近所さん同士が助け合うような、そんな文化がまだ残っています。あのせわしない東京で、子どもが成長する姿が想像できなかった。東京でもより良い練習環境を求めて引越すのが当たり前でしたから、バレーボールのためにハワイに行くのは、子どもたちには自然だったのだと思います。

ビジョンを明確に描けばかならず夢は実現する
我が家の教育方針は「好きなことをやれ」ですが、中途半端はダメです。やるならプロになれ、プロなら世界を目指せ、です。10年前に海外に住むことを意識してから、子どもにはずっと「世界が相手」という話をしてきました。妻もバレーボール選手で子どもたちにはプロになってもらいたいと思っているので、ハワイ移住は全面的に賛成。家族会議で揉めることもありません。僕は仕事が日本中心なので、行ったり来たりですが、2025年の夏に家族でハワイに移住しました。
僕の基本は有言実行。言ったことはやり遂げます。そのためにはビジョンを描くことが大事。明確なビジョンを描けば夢は叶います。決してブレないこと。京都の田舎で「日本代表になる」と言い張る、背も高くない少年を誰が信じますか?日本代表になるその日まで、誰も信じませんでしたよ。でも僕はビジョンを明確に描いていた。日本代表という夢を叶えて、その後はビーチバレーに転向する。そして世界に出て優勝する。誰が何と言おうと、歯を食いしばり描いたビジョンを実現してきました。
僕の人生はバレーボールと共にあります。現在も一日の半分はトレーニングです。現在営んでいるアカデミー、レストラン、トレーニング、ヘルスケアなど、すべてバレーボールありきで始まり、いつのまにか事業になったものばかり。最近は「DIG」というアパレルブランドを発表しました。レシーブすることを「ディグ」といって、拾うことをディグると表現します。このブランドをとっかかりに色んな企業とコラボして隠れた魅力を拾いたい。まさにディグるのがテーマなんです。バレーも事業も一緒。有言実行が僕のすべてです。
(dig-wear.com)。
スペシャルアンバサダーの窪塚洋介さんと
今回のハワイ移住も、息子たちを海外のフィールドにというビジョンを描いていたから実現できました。ハワイでもバレーボール指導は続けていきますし、バレーボールを軸に色々な分野に挑戦するつもりです。今後のハワイ生活も、子どもの成長も、今は楽しみでワクワクしています。
アルギニン5000mg配合のサプリメント。
「疲れを知らない身体はこのお陰で、
息子たちもこのサプリで身長がぐんぐん伸びてきた」と西村さん。
https://lioplus.jp/


