予約前に知っておきたいハワイのバケーションレンタル(貸別荘)のいろいろ
昨今の人気はコンドミニアムに宿泊するバケーションレンタル(バケレン)。ハワイには7万室以上のホテルルームがあるが、バケレンについては1千室程度と言われています。
バケーションレンタルとは、コンドミニアムや別荘を1日〜3ヶ月間ほど物件オーナーから部屋を借りるシステム。ホテルとは異なり部屋にはキッチンが完備され、大体の調理器具や食器も整い、暮らす感覚で滞在ができるのが魅力です。
ホテル滞在との違いは次のような点が挙げられます。
繁忙期が異なる
バケーションレンタル(貸別荘)の繁忙期は大きく分けて年3回あります。
日本の寒い時期に暖かいハワイで過ごす、2月、3月。日本の方は、年配者が多い傾向にあり、また日本同様に真冬の時期となるカナダからの宿泊者や日本とは真逆の気候で真夏となるオーストラリアからの宿泊者が増える時期となります。
夏休み中の旅行客による利用やサマースクール・短期語学留学で滞在する親子は年々増加傾向にある、7月中旬〜9月上旬。
ホテルの稼働率も最高潮となる、年末年始の時期。
これらの繁忙期の利用客はリピーターが多く、宿泊の予約については、6ヶ月前には(会社によっては1年前から)「この時期に予約を取りたい」という問い合わせが殺到するため、時期を逃すと予約がとれなくなる可能性も高まります。リピーターの中には滞在中に来年の予約を入れて日本へ帰る人もいるほど。
夏休みにハワイへ短期留学に行こうとギリギリに決めて問い合わせしても、その時期にはすでに全室埋まっているので、夏休みの短期留学はすくなくとも1月には問い合わせをすることをオススメします。
宿泊料金が異なる
年末年始、夏休みは料金が上がります。それ以外はゴールデンウィークなども含め通常料金での宿泊が可能な部屋が多く、ホテルよりは割安感があります。(管理会社によって異なる場合もあります)
アメニティー&サービス
トイレットペーパー、石鹸、シャンプー、リンスなど消耗品は備えられていないケースが多いため、個々で準備するのが原則です。掃除、ベッドメーキングなどのメイドサービスも基本的にはありません。
バケーションレンタルの魅力
なんといっても暮らすように滞在スタイルが味わえること。スーパーマーケットで購入した巨大な肉や色鮮やかな新鮮野菜、南国フルーツを買い、広々としたキッチンで自ら調理した料理に舌鼓をうつ。また共有スペースやプールなどでは住人たちとの会話も楽しむこともできます。ホテルより広い部屋、1部屋あたりの宿泊人数はホテルよりも多く、楽園のゆったりとした時間を存分に味わうことができることがが最大の魅力です。
またチェックイン、チェックアウト時間は決まっていますが、通常、事前に通知されているキーパッド式の鍵の付いたドアや、またはロックボックスから鍵を取り出して入室します。帰る時も、鍵をかけてそのまま出ていくだけ。ホテルのようにレセプションに行ってのチェックイン、チェックアウト待ちをする時間のむだがありません。
バケーションレンタルとホテルの違い、おわかり頂けましたでしょうか?
良い物件、お部屋に滞在するためにも、早めのご予約をオススメします。