【今日の編集部ピックアップ物件】本日もハワイ不動産をパトロール、「ハワイに住むネット」編集部がお送りする、本日のキラリと光る売出し中のコンドミニアム情報です。
今日は減価償却節税を考える方に人気の高い「イリカイアパートメント(イリカイホテル)」です。
1777Ala Moana blvd. #803 $529,885
日本では考えられないことですが、築50年以上経ったコンドミニアムが5000万円台で取引されるのがハワイというマーケットの魅力です。
管理体制が長期的なプランでしっかり行われていること。
常にバイヤーが世界中から出物を狙っており、マーケットの層が厚いこと。
イリカイアパートメントはその中でも、減価償却節税に興味のある方にとっては魅力的な物件です。
ハワイ不動産を利用した、日本での減価償却節税について、ここでおさらいです。
ハワイ不動産を利用した、日本での減価償却節税について
日本に居住している人が海外に保有している不動産についても日本の税制が適用されます。日本での建物の法定耐用年数は、鉄筋コンクリートRCで47年、木造建築で22年となっています。築年数が法定耐用年数を超えた物件に関しては、建物価値部分を、RCは9年間かけて1/9ずつ、木造なら4年かけて1/4ずつ損益として税務上処理し、日本の所得から差し引くことができるというスキームが使えるのです。この節税メリットを享受するためには、建築の構造を確認、耐用年数が古い物件を選び、建物価値比率の高い物件を選ぶなど、複数のチェックポイントがあります。(ただし、海外不動産に関する日本の税法が変わるのでは・・?という噂もありますので、専門家にご相談を。)
こちらの記事の中でも紹介しています。
イリカイアパートメントは、建築されたのが1965年、築年数は54年で、法定耐用年数を過ぎています。
鉄筋コンクリートなので、減価償却期間は9年となります。
この物件の、土地と建物の価値の比率を調べてみると、86.6%が建物価値でした。この売り出し価格(リスティング価格)$529,885のままで購入したとなると、その86.6%分、$458,880が建物価値となります。理論上は、今の法制が変わらない場合、$458,880の1/9ずつ=約$51,000ずつ、毎年、費用として計上できる、というのがざっくりした私の手もと計算ですが、詳しいことはご自身の会計士さん、税理士さんにご確認下さいませ!
と、前段がながくなりましたが!
こちらの物件を見てまいりましょう。
テトラポット型、3方向に長ーくウィングの伸びるイリカイ。奥行き、ありますね。
リビングルームは、珍しい、オレンジとイエローの壁!
ポップですね~。
もし私が買ったら・・・塗り替えると思います。もっとバケーションレンタルに出すにしても、稼働率がもっとよくなる色がありそうな気がしませんか?このあたりは、購入後の運用イメージも含め、ご自身の不動産エージェントさんのご意見もぜひ聞いて頂きたいところです。
このユニットはアラモアナブールバードに面したほうにラナイがあり、残念ながらオーシャンビューではありませんが、イリカイの裏手はこのハーバーになっていて、ヒルトンの花火もあるいてすぐに見に行けます。
高稼働率でまわっているとのことですので、投資物件としてのインカムゲインと、減価償却節税とをダブルで取れる美味しい物件なのではないでしょうか。
この売り出し物件の詳細はこちらです>>
(*リンク先が表示されない場合、売約済またはステータス変更が考えられます)
※こちらの情報は2019年3月27日現在の売出中物件の情報です。物件情報は常に変わる可能性があります。
またイリカイアパートメントの詳細や、そのほかの売り出し物件はこちらのリンクからどうぞ!