ハワイの商業開発物件「ワイキキ横丁」ストーリー ~リアルセレクトインターナショナル社長 フランク・クラーク氏

ハワイの商業開発物件「ワイキキ横丁」ストーリー ~リアルセレクトインターナショナル社長 フランク・クラーク氏

更新日 2019.06.11

ハワイにある「ワイキキ横丁」というフードコートをご存じだろうか。日本の昔懐かしい横丁の風情を再現し、本物のクオリティ高い和食を提供しているワイキキショッピングプラザ1階のフードコートである。このフードコートには、ハワイ初進出・海外初進出となる日本の人気店が多数誘致されており、日本人旅行客のみならず、ハワイ在住日本人やローカルたちにも愛されるワイキキの食のメッカとなっている。
 



昭和レトロな「横丁」をスタイリッシュに再現。現在16店舗の飲食店テナントが運営中である。日本からの観光客には懐かしくほっとできる空間を提供しながらも、日本文化に愛着を持つローカルや、その他の国からの観光客にとってはエンターテインメント性の高いクールなスポットとして認知されている。



 

ワイキキ横丁のフロアと店舗

フロア全体を3つのテーマ別に「のれんストリート」「えんがわテラス」「らーめんロード」の3つのゾーンで構成されている。いずれも日本で成功した人気店のハワイ初出店が多く、このワイキキ横丁での成功をきっかけに、ハワイで2店舗目の開店に乗り出した店舗も多い。


いくつかお店をピックアップしてご紹介する。
まずは「のれんストリート」から。  

「のれんストリート」

「うまみ鉄板 金魚」 本場大阪生まれのお好み焼&焼きそばが自慢のお店。こだわりのステーキも熱々鉄板焼きで提供。入口すぐ横の立地もあり、いつもにぎわっている。



「日本橋 天丼 金子半之助」
ハワイでは数少ない、天ぷら専門店。天丼やてんぷら定食もリーズナブルで、昼前から行列ができるお店となっている。




「居酒屋 海」
ハワイ産の生マグロをはじめ、新鮮な海の幸を使ったお刺身や寿司などの海鮮料理が気軽に楽しめる海鮮居酒屋。

そのほか「串カツ 田中」、日本スタイルの焼肉とお鍋「静流」など、7店が入る。



続いて、フロアの中央ゾーンにある「えんがわテラス」。

「えんがわテラス」

「NOMU」
サントリーが経営するバーラウンジスペース、NOMU。ハワイでも人気のあるサントリーのウィスキーを使ったハイボールや、クラフトカクテルなどが楽しめる。どこの店舗からもアクセスしやすいオープンな作りで、自然と二軒目、三軒目のはしご酒を楽しみたくなるワイキキ横丁の雰囲気づくりに一役買っている。


「nana's green tea」 
抹茶やほうじ茶ベースのドリンクやパフェ、スイーツのお店。

そのほか、おにぎりの「七むすび」が加わり、3店舗が並ぶ。



そして一番奥にあるのが「らーめんロード」。ここには4店のラーメン店が並ぶ。

「らーめんロード


「らーめん 大野屋」
最近加わった大野屋。アラモアナセンターの白木屋で人気に火が付いたお店が2店舗目に選んだのがワイキキ横丁だ。




「豚骨火山らーめん」
熱々に焼いた石鍋にスープを注ぎ沸騰させ、盛大に立ち上る湯気がハワイ島の火山を彷彿させ、ローカルにも人気を博した。ロイヤルハワイアンセンターのフードコードに2号店オープン予定。

その他、北海道から出店の「梅光軒」と、こってり豚骨の「バリオ」が並ぶ。

「ワイキキ横丁」の仕掛人 フランク・クラーク氏

この「ワイキキ横丁」を開発したのが、ハワイの不動産開発・仲介を手掛けるリアルセレクトインターナショナル社の代表、フランク・クラーク氏だ。

リアルセレクトインターナショナル

ハワイ州における不動産売買仲介、日本企業のハワイ進出サポート、不動産管理。プレミアム物件に強い不動産会社で、話題のリッツカールトンレジデンスワイキキビーチ、パークレーンアラモアナでは最多セールス実績を誇り、トランプタワーワイキキ、ワン・アラモアナ、最新物件の最新情報を提供している。商業物件やハワイへの投資案件情報にも詳しく、より深くハワイへ関わるお客様のビジネス支援も行う。




この「ワイキキ横丁」の開発に関して、フランクさんはこう語る。 

 ワイキキエリアは、この数年、高級ホテルやコンドミニアムが続々と改装や新築されるなど、再開発が進んでいるエリア。この「ワイキキ横丁」の徒歩圏内には、22 軒以上のホテル(計:28,772 部屋)が存在し、ワイキキビーチも近く、オアフ島・ホノルルを訪れる観光客の大半が立ち寄る、非常にアクセスの良い立地にあります。ワイキキ横丁全体での日本の季節ごとのイベントやプロモーションなどテナント支援を継続的に行っているので、単独出店するよりも成功確率もぐっと高くなります。現に、「静流」や「豚骨火山らーめん」は2号店を出店するなど、この「ワイキキ横丁」を足掛かりにさらなる展開を遂げています。




これらの投資的判断と、実務的な推進力がなくては、このプロジェクトは前に進まなかったわけだが、この「ワイキキ横丁」のもう一つの成功要因が日本とハワイの文化を理解した上で作り上げたコンセプトが、日本人だけでなく、その他の海外からの観光客やローカルにも刺さったこと。


 日本人の母とアメリカ人の父を持つ私は、日本にもたびたび訪れていますが、年に何度も日本に旅行に行く中でデパ地下や百貨店のレストラン街の魅力に虜になりました。何時間いても飽きない!ハワイには本当の日本を感じられる場所が少なく、家族で手頃に日本食を食べられる場所がないと感じていました。そんな頃「横丁」という存在を知り、いつしか、人と人の交流が生まれる温かい場所を作りたい、ローカルも観光客も一緒になって、日本の伝統的な文化を楽しみ、伝える場所を作りたいという夢を持つようになりました。
 


ハワイのビジネス進出・商業不動産への投資は、同じワイキキ内であってもストリートが一つ違うだけで、人の流れがガラリと変わったり、日本ならばさっさと終わる店舗の許認可取得や内装工事やが延び延びになって資金計画が狂ったりと、一筋縄ではいかない要素が多いという。それらを実体験として乗り越えてきたフランクさんの経験値は、ハワイ進出を考える方にはとっては、非常に参考になるはずだ。

フランクさんは、ワイキキ横丁のみならず、コンドミニアム開発や、ビジネス進出コンサルティングを、日本ーハワイの架け橋となって数多く手掛けてきている。日本での商業不動産や、ビジネス進出にご興味がある方は、7月7日にフランクさんが東京日本橋で行うセミナーで、直接ハワイビジネスを成功させるコツをお聞きになってみてほしい。


第5回「ハワイに住む」主催 ハワイ不動産・ビジネス・移住・教育セミナーin東京の詳細はこちら>>



フランクさんの登壇は、2日目、7月7日(日)の10:45~11:15となる。
テーマ:「ハワイビジネス進出のチャレンジ ケーススタディーで詳細解説」
7月7日のセミナー詳細はこちら>>


 

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