ホノルル市は、アラパイ通りに$53ミリオン以上の予算を投じた、合同交通管理センターを始動させた。
この合同交通管理センターは、最先端の3階建ての建物で、ホノルル市警察、消防、救急サービスなどの911オペレーター、ディスパッチャー、また交通カメラオペレーターを含むホノルル市の交通管理局、ザ・バスや、今後運営が始まる鉄道などの運航スタッフなどが一か所に集まる。
2020年2月までには、各チームの同施設内への移転が完了する見込み。
事故や災害などの発生時、このセンターで全容が把握でき、シームレスな対応や、タイムリーな市民への発信ができるとしている。
このセンターの構想・議論は15年前の前ホノルル市長ムフィ・ハネマン氏の時代に遡る。2017年の完成予定から建設業者の施工ミス、再工事などを遅延を経たが、当初予算を下回る形で、2020年ついに完成した。
将来の計画では、同センター山側に収容される独立した機能として、緊急事態管理部門の緊急オペレーションセンターの建設が予定されているが、これは任期満了迫るカーク・コードウェル市長の次の市長へと引き継がれる。