WHOが公衆衛生上の緊急事態と宣言した新型コロナウィルスについての対策を、ハワイ州衛生局が発表した。
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ハワイでは感染者はまだ確認されておらず、唯一のハワイと中国間の直行便である東方航空の上海ーホノルル便は2月3日から休航を発表したが、すでに感染者のいる地域との行き来を完全に止めているわけではないため、ハワイで感染者が出るのも時間の問題と言われている。
ハワイ州衛生局は、ホノルル到着の14日以内に中国の湖北省に滞在するか、症状がなくても感染している可能性が高いと見られる旅行者の隔離所を、パールハーバー軍事基地内に設置する計画があることを発表した。
また、マスク18万枚や、防護器具、重症で輸送が必要な患者のための隔離室の準備、緊急用品も確保しているとのこと。
またダニエルKイノウエ空港は、過去14日以内に中国を旅行した米国市民を受け入れるために指定されたアメリカ国内のハブ空港の一つとなっているため、感染者が出現した場合のダニエル・K・イノウエ空港での検査を担当するスタッフのトレーニングも行っている。