ハワイ州全体のバケーションレンタル需給ともにのびる

ハワイ州全体のバケーションレンタル需給ともにのびる

更新日 2020.02.25

ハワイ州観光局が月曜日に発表したデータによると、ハワイ州全体のバケーションレンタルの需要と供給の両方が1月も引き続き増加し、ユニットの稼働率と平均客室単価(ADR)も増加した。
オアフ島のみ、バケレン規制により供給・需要ともに下がったが、稼働率と単価の面では他島よりも大きな伸びを示した。

ハワイ州州全体のユニット供給は8%以上増加して797,300ユニット泊近くになり、需要は前年同期と比較して15%近く増加して657,900ユニット泊を超えた。また平均客室単価は2019年11月の平均181ドルから、12月の234ドル、2020年1月は247ドルで、前年比で15%増加している。州全体で稼働率も4.6%伸びて82.5%となった。(ちなみに2020年1月のホテルの稼働率は84%、平均客室単価は$314)


一方、ホノルルを含むオアフ島は、昨年のホノルル市の厳しい無許可バケーションレンタル規制により、唯一、需要と供給の両方で低下を示したマーケットとなった。ユニットの供給は13%減少して224,600ユニット泊、また需要は6%近い減少の181,900泊となった。

しかし、オアフ島のバケーションレンタルの占有率は前年比で6.3%増加し81%を記録。併せてオアフ島の平均客室単価も20%近く上昇して190ドルとなり、この成長率は、州内で最大の伸び率となっている。 

ホノルルのバケレン規制の後でも依然、需給数ともにオアフ島(オアフ郡)がマウイ島につづき州内2番目。

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる