ホノルル市議会は、カーク・コードウェル市長が推進するアラモアナビーチパークの改修計画を承認したが、目玉となっていた遊園地の建設などいくつかの計画を削除した上での承認となった。
当初の計画では、アラモアナビーチパークを改修し、遊園地など新施設を作る案だったが、市民団体から反対意見が多く出た。理由としては、また現アラモアナビーチパークの広々としたいまの在り方のままで問題ないという意見が多かった。また、この遊園地の建設資金の調達を行う予定だった非営利団体の主要メンバーが、アラモアナ通りを隔てた高級コンドミニアムの住人かつ開発業者である、コバヤシグループやマクノートングループに関連があることや、これらの会社からコードウェル市長や市議会議員への政治献金があったことから反対意見が加速した。
当初のマスタープランには17の計画が盛り込まれていたが、そのから、特に反対の多かった3つの計画、遊園地、ドッグパーク、またアラモアナドライブ沿いの駐車場再編成を削除する形で、市議会が承認する形となった。