ホノルル・ボード・オブ・リアルターの発表によると2020年3月度に完了した不動産売買件数は、戸建ての物件で、昨年同月比で10%増加したと発表。一方、コンドミニアムは12%の減となっている。
3月の戸建て物件の売買件数は303件で、昨年3月の267件から9.8%の増加、中間価格は81万ドルと、昨年782,500ドルから3.5%上昇。
一方、3月のコンドミニアムの売買件数は410件で、昨年同月467件より12.2%減少、また中央価格は435,000ドルで昨年の418,000ドルから1.4%の増加となった。
ホノルル・ボード・オブ・リアルター会長は、この数値は少なくとも30日以上前にエスクローになったものであり、新型コロナウィルスのパンデミックの影響を受け始める前の数値であるとしている。また、3月の新規の売り出し物件数については2桁の減少を見せるなど、変化が数値にあわわれ始めているという。