ハワイへの飛行機での到着者に対する新しいルール案が発表

ハワイへの飛行機での到着者に対する新しいルール案が発表

更新日 2020.05.08

ハワイの新型コロナウィルスに関する上院特別委員会は、ハワイに飛行機で到着する人に対して計画中の、新審査フォーム案について発表した。

これは現在の到着時の米国運輸保安局(TSA)の審査基準を、”新型コロナウィルス時代”に合わせて新レベルに引き上げ、提出すべき情報と記入フォームなどを見直す案となっている。航空運輸業界の団体からは「すでにハワイは全米でも最も厳しいレベルの審査を行っている」として、さらにレベルを厳しくすることに対する懸念の声も上がっている。

新しいフォーム案の内容としては、到着者のハワイ州での滞在先住所などを今までのようにグループ単位でなく個人単位で提出させ、観光業従事者も隔離ルールに沿って滞在しているかをフォローアップできるようにする。また、出発日についても明記させる。

また、分かりづらかった滞在目的についても整理し、バケーション目的、渡航先から戻ってきたハワイ在住者、ハワイの家族や友人の訪問、ビジネスというカテゴリーになるという。
 

このフォームは、航空会社のクルーなどにも適用され、例外は設けない予定とのこと。


このフォームは、この新審査基準導入の中心的人物であるドナ・キム議員の名を取って通称「ドナ・キム・フォーム」と呼ばれている。
 

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