1月20日に行われた第46代のバイデン大統領の就任式だが、ハワイ州でも事前の厳重な警備は杞憂に終わり、大きな騒乱もなく終了した。
1月6日に、トランプ支持者達が起こしたアメリカ国会議事堂への乱入事件から約2週間の就任式とあり、ホワイトハウスはじめ会場では一般の参加者を入れることなく、招待客もソーシャルディスタンスをとって着席するという異例の体制で行われた。
トランプ前大統領自身は就任式への参加を拒否、最後まで新大統領に対して敵対的な姿勢を取り続けたため、各州は就任式当日のトランプ支持者による騒乱への警戒を強めた。
ハワイ州議事堂周辺は、州保安官、ホノルル警察、ハワイ空軍の治安部隊の兵士、ナショナルガード(市民兵)などが配置され警戒に当たったが、一人の抗議者が現れたのみだった。
ハワイ州議事堂の庭には、小さな10000本のハワイ州旗が飾られ、新大統領の就任への祝福の意を表した。