ハワイ州政府観光局が、2020年のハワイ州の年間来訪者数は270万人というデータを発表した。2019年の渡航者数1040万人と比較して、73.8%の下落となった。
ハワイ州が10月15日からスタートした事前テストプログラムによる自主隔離義務の免除などで上昇は見られたものの年間を通して新型コロナウィルスの厳しい影響を裏付けた。
日本からの渡航者数は2019年160万近かった数字が、2020年は297,000人と、82%の下落となり、これは国別マーケットの中でも最大の下落率となった。
ただし毎月、来訪者数は改善を見せており、昨年対比の減少幅は縮まっている。特に回復を見せているのがアメリカ本土からの渡航者数で、2020年12月度には223,500人と、2019年比で約35%の人数がハワイを訪れた。