ハワイ州とユタ州は、全米で二州のみの、合法的なギャンブルを禁止している州となっている。
ハワイ州は、2月10日に3つのギャンブル合法化に関する法案を見送った。
見送りとなった3つの法案は、オンラインポーカーを監視する州のポーカー委員会の設法に関する法案383号、オアフ島滞在者のみが参加できるカジノをハワイコンベンションセンターに作る法案772号、スポーツへの賭けを行うプラットフォーム設立のパイロットプロプログラムに関する法案736号。
また、先週の水曜には、州による宝くじを設立する法案816号も見送りとなった。
一方、資金難に直面しているハワイアン・ホームランド局(ネイティブハワイアンの土地取得・入植をすすめる部門)によるカポレイへのカジノ建設案は、公聴会が開かれる予定。
ハワイ州議会の副議長であるミズノ議員は、「これにより州全体での公的ギャンブルの開放へ進むわけではない」と発言し、州としての慎重な姿勢を示している。