ハワイアン航空は、日本と韓国からのハワイへ渡航する乗客に対しても、プリクリアランスの適用拡大を発表した。

プリクリアランスとは、ハワイ州事前検査プログラムで定められた条件を満たす渡航者に対し、出発空港にて搭乗前に必要書類を確認することで、ハワイ到着後に行うセーフトラベルズプログラムの手続きおよび到着後の10日間自己隔離を免除するプログラムである。

すでにアメリカ本土からハワイへの国内便には適用されていたが、今回始めて国際便に適用されることになる。
 

出発空港にてハワイアン航空の空港係員による必要書類の確認後、プリクリアランスのリストバンドを受け取る。このリストバンドが有る人は、ハワイ到着後、荷物を受け取りそのまま空港から出られることになる。

3月13日に成田国際空港を出発したHA822便よりプリクリアランスを開始、関西国際空港‐ホノルル線でも3月18日より開始となる。

3月16日現在の【ハワイ州の事前検査プログラム】で定められたプロセスは以下の通り。下記を出発前に完了していることが、プリクリアランスを受ける条件となる。
 

●渡航者一人ずつそれぞれにセーフトラベルズプログラム（Safe Travels Program）へ事前登録
●乗り継ぎ便を含めフライトごとにQRコードを取得
●出発の24時間以内に、セーフトラベルズプログラム内の旅行・健康に関する質問票を完了
●出発の72時間以内に日本国内におけるハワイ州指定の医療機関にて新型コロナウイルス感染症の検査を行い、陰性証明書（英語）をPDFにしてセーフトラベルズプログラムにアップロード