ホノルル市議会に、高額の投資用不動産物件に対する固定資産税の税率を五段階の累進性に変更する案が提出された。
これは「Residential A (住宅A)」というカテゴリーにおける100万ドルを超える価値の住宅、またオーナーが主な住居として住んでいない不動産が対象となっている。
現在、同カテゴリーの固定資産税は二階層となっており100万ドル未満の価値の不動産に対しては0.45%の税率(Tier1)、そして100万ドルを超える価値の残りの部分に対しては1.05%(Tier2)となっている。
今回の法案20(Bill20)ではResidential A (住宅A)カテゴリーを5つに分割する案が提案されている。
Tier 1:最大130万ドル
Tier 2:130万ドルから400万ドル
Tier 3:400万ドルから800万ドル
Tier 4:800万ドルから1000万ドル
Tier 5:1,000万ドル以上
Tier1のレベルを130万ドルに引き上げ、100万ドル~130万ドルのレンジの固定資産税率は最低水準を適用するものの、それ以上の高額不動産については累進性を高めた税率にするための区分見直し案となっている。
ハワイ州全体の不動産マーケットが、住民による居住用としてのマーケットから非居住者による投資物件のマーケット化しつつあるとして、ホノルル市による固定資産税徴収を累進的なものとし、柔軟な設定を可能にするための案が浮上した。
◆【ハワイに住む】ニュースレターはじめました!
お申し込みはこちらから(メールアドレスのみ)
登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!
・月一回配信
・一ヶ月のハワイニュース振り返り
・不動産市況や物件情報
・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします
◆【ハワイに住む公式LINE】(月数回)はじめました!
友達追加よろしくお願いします!