アメリカ連邦政府は、ワクチン接種済みの人は屋内外においてマスク着用をしなくてもよい、というルールの緩和を発表したが、ハワイ州のイゲ知事は独自の判断でマスク着用ルールを継続する。
5月13日、バイデン大統領とアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナウィルスへの勝利宣言とも取れる、「ワクチン接種済みのアメリカ人はほとんどの場所でマスクなしでの行動を認める」という方針転換を発表した。
しかしその数時間後、ハワイ州のイゲ知事は記者会見を開き、ハワイ州の独自のルールとしてマスク着用義務の知事命令を継続する、と表明した。ハワイ州は集団免疫に達したと確認できる時まで待つべきである、という考えを改めて強調した。
現状ハワイ州でワクチン接種が完了しているのは約42%。集団免疫の獲得には一説に免疫を持つ人が70%を超えることとされている。
12-15歳の若年層へのワクチン接種も今週スタートしたばかりとなっており、イゲ知事は「州全体で70-80%がワクチン接種を完了するまで、大幅なマスク着用義務の緩和策は取らないだろう」としている。
イゲ知事が連邦の方針とは異なるハワイ州の方針を打ち出したのはこれが初めてではない。
1か月以上前、CDCは予防接種を受けた旅行者に対しては事前のPCR検査と隔離要件を取り下げることも推奨しているが、ハワイは依然として州独自の事前テストプログラムを州外からの旅行者に義務付けている。
ハワイ州は一人当たりの新型コロナウィルス関連での死亡者数が少なさや、予防接種率の高さでも一貫して全米トップクラスを保っている。
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