全米アジア不動産協会(AREAA)のレポートによると、ホノルルは全米で最もアジア系アメリカ人とパシフィックアイランダーの人口比率が高いにも関わらず、持ち家率は全国6位であることが分かった。
全米アジア不動産協会は、アメリカの22都市でアジア系アメリカ人とパシフィックアイランダーの持ち家率を調査・分析した結果、人口の44%がアジア系アメリカ人であるホノルルのアジア系による持ち家率は65%だった。これはアジア系アメリカ人の全国平均である60.6%を上回る数字であるが、アメリカ人全体の全国平均である65.5%を下回る数字である。なお、ホノルル最大のアジア人のサブグループは日系人で、日系人の持ち家率は78%だった。
ランキング1位はカリフォルニア州リバーサイドで71%、2位はワシントンDC、マイアミ、ヒューストンの69%、5位はアトランタは67%となっている(これらの各都市のアジア人人口比率は10%以下)の順となっている。
また同調査は、アジア系アメリカ人の平均世帯収入は93,759ドルで全国平均より35%も高く、一方のパシフィックアイランダーの平均世帯収入は66,464ドルで全国平均より1.1%高いにも関わらず、持ち家率は41.1%であることも明らかにした。
AREAA代表でサンフランシスコのトラストリアルエステートの共同創設者であるエイミー・コング氏は、「アジア系アメリカ人およびパシフィックアイランダーの収入は全国平均より多いにも関わらず、持ち家率は驚くほど低いままです。パンデミックの影響で、失業、ヘイトクライムの大幅な増加、それに続く住宅差別と私たちが直面する課題は増えており、多くの人が現在のコミュニティにとどまることを余儀なくされています」と述べている。
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