アメリカ食品医薬品局(FDA)は、12月22日、ファイザー社による新型コロナウィルスの錠剤服用型の治療薬「PAXLOVID(パクスロビド)」を始めて承認した。今まで認可されていた点滴もしくは注射による薬剤投与に比べ、自宅で服用できるようになるため、重症化する前の対応が早まる。
パクスロビドは副作用が少なく、重症化しやすい患者の入院や死亡を90%近く減らす効果があるとのことで、画期的な新薬となる。軽~中等症の新型コロナウィルス患者に対し症状が出てから3日以内にこの薬を服用する必要があり、1日2回3錠ずつを5日間服用となる。
また、既存の抗体医薬品では効果が低いことが示唆されているオミクロン株対してもパクスロビドは有効であることが証明されている。投与対象は18歳以上で高リスクの患者からとなる。
またメルク社の抗ウイルス剤もまもなく認可される見込み。
ファイザー社によると、当面の供給は限られたものになり、その理由として現在の製造プロセスには9ヶ月かかることを挙げているが、来年にはその製造プロセスを半分に短縮できるとしている。
アメリカ政府は1000万人のパクスロビドの購入に同意。ファイザーは来年は約8000万回分を生産する予定。
ハワイへの供給分などの詳細はまだ発表されていない。
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