旅行会社JTBハワイは、来年ハワイへ1,300万ドルを投資し、その一環として3台の電気バスを導入させると発表した。
JTBハワイの子会社であるプラザ・トランスポーテーションの社長の桑原氏によると、ハワイ島でキラウエア火山が噴火したことで最近減少していた日本からの旅行客を促進するため、新しい電気バスに480万ドル、マーケティング費用に800万ドルを費やす予定だ。
バスのサービス開始は4月で、ワイキキとホノルルのダウンタウン間のルートで運行。 近隣諸島に拡大する前に、オアフ島にてより多くの電気バスを走らせようと計画をしている。
バス用の充電ステーションはカリフォルニア州でProterra Catalystが製造しているものをPine Streetに設置。各バスは1回の料金で最大約400km走行ができる。
現在JTBは日本語のシャトルバスサービスを行っており、電気バスについてはまずは航空運賃とホテルなどがセットになったパッケージツアーを購入する旅行客から利用できるようにする。
また、JTBはハワイの”クリーンで再生可能なエネルギーへの移行の一環”として、数年前にこの環境活動に取り組み始め、 2015年6月にハワイを2045年までに100%再生可能エネルギーへの移行を実現する最初の州となることを目標にした法案に署名した。