2022年の年末にかけて、ワイキキのホテルの人材不足が顕著で、合計で500人以上のポジションが空席になっているとのこと。
規制の緩和された日本からの国際旅行客や、ビジネスやカンファレンスでの訪問者、また年末年始のホリデーシーズンの旅行者などで、今年の年末はさらに旅行業界全体が忙しくなることが予想されているが、それだけの需要に応えられる体制が間に合っていない状況となっている。
パンデミックになってから、ホテルの多くは一時的な閉鎖や営業縮小などを受け、人員の解雇や一時帰休の策を余儀なくされた。人材が他業界に流出した人も多かったため、人材難となっている。また他の業界が賃金アップしていく中で、ホテル業界は賃金アップが遅れている現状もあった。
アメリカホテル協会によると、ホテル業界の2022年度のビジネス回復は鮮明で、多くの求人があり、給与アップやキャリアアップのパスが多く用意されているとし、この業界でのキャリアをスタートさせるのに最適なタイミングであると強調した。
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